高松市文化芸術ホール

高松市文化芸術ホール

高松市文化芸術ホール（たかまつしぶんかげいじゅつホール）は、香川県高松市のサンポートに立地する市立のホールです。愛称として、サンポートホール高松と呼ばれています。このホールは、高松シンボルタワーの中にあり、タワー棟とホール棟で構成されています。また、ホール棟にはマリタイムプラザ高松など、他の施設も併設されています。

このホールの建設計画は、1991年から始まりました。この時期、高松市役所の西隣にあった旧高松市民会館に替わる新たな文化芸術の中心拠点を整備するための検討が行われました。その結果、1994年にサンポートにホールを建設することが決定し、2004年の5月20日に開館を迎えました。開館当日には、星出豊を監督に迎えた喜歌劇「こうもり」が杮落とし公演として行われました。

大ホール

ホール棟の3階から5階に位置する大ホールは、プロセニアム型の設計で、総客席数は1,500席に及びます。舞台の設定に応じて、1,312席、1,222席、または1,034席と可変することができます。さらに、前方の4列126席は、オーケストラピットとして使用した際には、座席を撤去して転換することが可能です。この大ホールでは、2006年以降4年ごとに開催される高松国際ピアノコンクールの会場としても利用されています。

小ホール・会議室

大ホールの他にも、ホール棟には第1小ホールや第2小ホールが配置されており、それぞれが異なるイベントや催し物に対応できるように設計されています。第1小ホールはホール棟の4階から5階にあり、第2小ホールは5階から中6階に位置しています。また、会議室はホール棟の5階から6階に設けられており、ビジネス用途や会議の場としても利用されています。

アクセス

高松市文化芸術ホールへのアクセスは非常に便利です。JR高松駅からは徒歩でわずか3分の距離にあり、駅からも見える場所に位置しています。また、高松琴平電気鉄道の高松築港駅からも徒歩5分と、公共交通機関を利用して容易に訪れることができます。

このように、高松市文化芸術ホールは、多才な文化芸術の発信地であり、多様なイベントに対応した設備を備えています。観客にとっても便利なアクセスと施設が整っており、地域の文化交流を促進する重要な場所として位置づけられています。

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