高松市立高松第一小学校・中学校

高松市立高松第一小学校・高松第一中学校

高松市立高松第一小学校及び高松第一中学校は、香川県高松市松島町二丁目に位置する公立の小中一貫校であり、愛称として「高松第一学園」と呼ばれています。この学校は、高松市の中心部の東側に位置し、四国地方で初めて設立された施設一体型の小中一貫校です。

学校の歴史

この学校は、少子化によって生徒数が減少した高松市中心部にある数校が統合される形で設立されました。特に中学校は2009年に旧高松市立城内中学校と旧高松市立光洋中学校の統合によって開校され、小学校は2010年に旧高松市立新塩屋町小学校、旧高松市立築地小学校、旧高松市立松島小学校が合併する形で新たにスタートしました。仮称は「新設統合第一小中学校」であり、校名の「第一」はその名残です。

教育目標

高松第一学園では、「夢に向かってたくましく挑戦する意欲をもった人づくり」という教育目標を掲げています。ここでは、児童や生徒が自分の可能性を信じて様々なことに挑戦することが奨励されています。目指すべき生徒像は「たくましい子」「やさしい子」「かんがえる子」という三つの要素で構成されています。

校歌

校歌は、合併前に在籍していた五つの学校の児童生徒から集めた言葉をもとに編集され、名義は「校歌作成委員会」となっています。作曲は高松第一高等学校の教諭である大山晃が担当しました。

通学区域

通学区域は高松市の本庁地区の一部に設定されており、中心部の東側地域に広がっています。特に中学校の場合、女木町は校区内に含まれていますが、小学校には含まれておらず、女木島の児童は女木小学校が校区となっています。ただし、女木小学校は最近まで在籍児童がなく、休校状態にあるため、事実上は完全に同校から中学校への進学が行われています。

交通アクセス

最寄りの交通機関はことでん志度線の「松島二丁目駅」で、駅からは徒歩わずか5分の距離です。周辺には、国道11号高松北バイパスやさまざまな商業施設、行政機関、教育機関が立ち並んでおり、地域の中心的な存在となっています。

地域とのつながり

高松第一学園は、地域との交流を大切にしており、学校周辺には多くの公共施設や商業施設が集まっています。例えば、香川県立高松商業高等学校、高松中央高等学校、香川県立体育館などが近隣にあり、地域の教育環境を豊かにしています。さらに、学校周辺には多くの商店街や市場もあり、地域住民との連携を深めています。

このように、高松市立高松第一小学校・中学校は、地域のニーズに応えながら、未来に向けた人材育成に取り組んでいます。

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