高橋賢次

髙橋賢次（たかはし けんじ）

1976年3月25日生まれ。運送会社『KONG EXPRESS』の代表取締役。元佐川急便のセールスドライバーであり、TBSの人気番組『SASUKE』の有力選手として知られています。

スポーツ遍歴とSASUKEへの挑戦

幼少期から水泳、陸上、ミニバスケットボール、サッカーと多彩なスポーツに親しみ、中高時代はサッカー部に所属。高校時代には県大会ベスト4という成績を収めました。高校卒業時にはサッカーのプロテストに合格するも、兄の影響でモトクロスに転向。国内外のライセンスを取得するほどの実力者でしたが、度重なる怪我のため断念。その後、お弁当配達のアルバイト中に知り合った女性と結婚し、家族を養う責任感から佐川急便に入社しました。

佐川急便での勤務中、テレビで『SASUKE』を見たことをきっかけに挑戦を決意。2000年の第5回大会に初出場し、第7回大会では初の1stステージクリア。以降、持ち前の身体能力と精神力で数々の名場面を生み出しました。

SASUKEでの活躍

初出場からブレイクまで

第5回、第6回大会は1stステージでリタイアしたものの、第7回大会で初めて1stステージをクリアし、3rdステージまで進出。その後、佐川急便を退職し、自らが代表を務める運送会社「KONG EXPRESS」を設立。社名から「コング髙橋」の愛称で親しまれるようになりました。

ブランクを経ての復活

第8回以降は出場機会に恵まれなかったものの、番組のシミュレーターとして裏方で関わりながら出場機会を待ち続けました。そして、第16回大会で久々の出場を果たすと、4年半のブランクを感じさせない活躍で3rdステージまで進出。第18回大会では自身初の最優秀成績者となりました。

苦悩と再起

しかし、その後4大会は1stステージでリタイアするスランプに陥ります。夫人の言葉をきっかけに吹っ切り、第23回から第25回大会まで3大会連続で3rdステージに進出し、第24回大会では初のFINALステージ進出を果たしました。

引退とその後

2017年にはKuroOvi選手権にも出場。第35回大会を以て『SASUKE』を引退。「元気な内に若い挑戦者にゼッケンを譲りたい」という言葉を残し、SASUKEの舞台を去りました。

大会ごとの戦歴詳細

第5回～第7回大会

第5回大会：ローリング丸太で1stステージリタイア
第6回大会：そり立つ壁で1stステージリタイア
第7回大会：初の1stステージクリア。2ndステージ最速クリア。3rdステージクリフハンガーで脱落

第16回～第18回大会

第16回大会：1stステージクリア。2ndステージ最速クリア。3rdステージクリフハンガーで落下
第17回大会：欠場
第18回大会：初の最優秀成績者。3rdステージ新クリフハンガーで脱落

第19回～第22回大会

第19回大会：1stステージジャンピングスパイダーでリタイア
第20回大会：1stステージフライングシュートで落下
第21回大会：1stステージジャンピングスパイダーで落下
第22回大会：1stステージロープラダーでタイムアップ

第23回～第25回大会

第23回大会：1stステージクリア。2ndステージアンステーブルブリッジを初攻略。3rdステージグライディングリングで落下
第24回大会：1stステージ2位。2ndステージ最速クリア。初のFINALステージ進出、ヘブンリーラダーでリタイア
第25回大会：1stステージクリア。2ndステージクリア。3rdステージアルティメットクリフハンガーで落下

第26回～第28回大会

第26回大会：1stステージローリングエスカルゴでリタイア
第27回大会：1stステージスピンブリッジで落下
第28回大会：欠場、2ndステージのデモンストレーション担当

第29回～第31回大会

第29回大会：1stステージクリア。2ndステージ最速クリア。3rdステージクレイジークリフハンガーで落下
第30回大会：1stステージクリア。2ndステージスワップサーモンラダーで失格
第31回大会：2ndステージクリア。3rdステージクレイジークリフハンガーで落下

第32回～第35回大会

第32回大会：1stステージタイファイターでリタイア
第33回大会：1stステージタイファイターでリタイア
第34回大会：1stステージクリア。2ndステージリバースコンベアで転落
第35回大会：1stステージドラゴングライダーで落水

世界の大会出場歴

2015年、ラスベガスで開催された『American Ninja warriorのUSA vs The World』に日本代表として出場。

髙橋賢次の魅力

髙橋賢次は、その強靭な肉体と精神力はもちろんのこと、常に挑戦を続ける姿勢が多くのファンを魅了しています。SASUKEでの活躍を通して、多くの人々に勇気と感動を与え続けています。

外部リンク

コング (@kongsasuke) - X（旧Twitter）

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