高知県立高知丸の内高等学校

高知県立高知丸の内高等学校

高知県高知市丸ノ内二丁目に位置する高知県立高知丸の内高等学校、通称「丸」または「丸高」は、長い歴史と伝統を持つ県立高等学校です。

概要

丸の内高校は、普通科と音楽科を擁する高校であり、生徒一人ひとりの個性を尊重し、才能を伸ばす教育を実践しています。特に音楽科は県内でも有数のレベルを誇り、多くの音楽家を輩出しています。

歴史

その歴史は1887年（明治20年）に高知県尋常中学校（現在の高知県立高知追手前高等学校）に設置された女子部を前身としています。その後、高知県高等女学校として独立し、幾多の変遷を経て、現在の高知県立高知丸の内高等学校となりました。2016年（平成28年）には創立130周年を迎えています。

1887年：高知県尋常中学校女子部として創立
1893年：高知県高等女学校として独立
1949年：高知県立高知丸の内高等学校として男女共学化
2016年：創立130周年

設置学科

全日制課程
普通科（単位制）
音楽科（学年制、1学年あたり30名）

校訓

2006年（平成18年）に制定された校訓は「洞察力・豊かな人間性・凡事徹底」です。これは、生徒たちが社会で活躍するために必要な能力と人間性を育むことを目指しています。

校章・校歌・制服

校章は、校名を表す「丸」と学問を表す3本の「ペン先」を組み合わせたもので、中央に「高」の文字が配置されています。校歌は1955年（昭和30年）に制定され、作詞は喜志邦三、作曲は樋口昌道によるものです。

制服は、男女ともに冬服はブレザーで、男子はネクタイ、女子はネクタイリボンを着用します。シャツの色やスカートの柄など、比較的自由に組み合わせることができるのが特徴です。音楽科には、特別な行事の際に着用する黒の無地のスカートも存在します。

学校行事

丸の内高校では、入学式、体育祭、文化祭、音楽科定期演奏会など、様々な学校行事が開催されます。これらの行事は、生徒たちの自主性や創造性を育むとともに、学校全体の連帯感を高める役割を果たしています。

部活動

体育系、文化系問わず、部活動も盛んです。多くの生徒が部活動に所属し、充実した学校生活を送っています。

著名な出身者

木津川計（編集者、芸能評論家）

丸の内高校音楽科卒業生有志によるJoint Concert

音楽科の卒業生有志によるコンサートが定期的に開催されています。卒業生たちが音楽を通して交流を深める場となっています。

まとめ

高知県立高知丸の内高等学校は、長い歴史と伝統の中で、多くの人材を育成してきました。普通科と音楽科を擁し、生徒一人ひとりの個性を尊重する教育を実践しています。活発な学校行事や部活動も魅力であり、生徒たちは充実した学校生活を送ることができます。

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