高知県立高知西高等学校

高知県立高知西高等学校の概要

高知県立高知西高等学校は、高知県高知市に位置する公立の高等学校でした。本校は1957年に設立され、男女共学で運営されていました。設置されていた学科は、普通科と英語科の2つであり、普通科は1学年あたり240名、英語科は40名の定員が設定されていました。

特徴と国際交流

この[学校]]の特徴は、国際交流を積極的に推進している点です。オーストラリアのザ・フレンズ・スクールと姉妹校の提携を結んでおり、多くの留学生を受け入れていました。さらに、[[スーパーグローバルハイスクール]としての認定も受けており、国際的な視野を広げるための取り組みが活発に行われていました。

沿革

高知西高等学校の沿革は、次のようになります。1957年2月25日に校名未定の準備委員会が発足し、同年4月には開校式と入学式が行われました。1958年には、仮校舎から現在の鴨部668番地に移転し、校名が高知西高等学校に決まります。1968年には、県内の高校で初めてとなる英語科が設置されました。

2018年には、同敷地内に高知県立高知国際中学校が設置され、2021年には高知国際高等学校が同じ敷地に開校しました。この関係に伴い、高知西高等学校は生徒募集を停止し、2023年4月1日に閉校の運びとなりました。

制服や食堂

生徒の制服は男女ともにシンプルで、男子は標準型の学生服とカッターシャツ、女子は紺色のスカートに白のブラウスといったスタイルが一般的でした。また、学校の食堂は1963年に設置され、300人以上の収容が可能で、豊富なメニューが提供されていましたが、現在は取り壊されています。

活動と部活動

部活動は非常に活発であり、特に登山部や吹奏楽部は全国レベルの大会でも高い評価を受けています。これにより、生徒たちはさまざまな経験とスキルを身につけていきました。

著名な出身者

高知西高等学校を卒業した著名な出身者には、作家の有川浩や、イラストレーターの山田章博、バドミントン選手として2021年東京パラリンピックで銅メダルを獲得した藤原大輔などがいます。これらの先輩たちは、各分野での活躍を通じて学校の名声を高めました。

アクセス

学校のアクセスも良好で、最寄りの交通機関にはとさでん交通伊野線の鴨部停留場や、県交北部交通の西高校バス停があります。これにより、通学も便利でした。

関連項目

高知県立高知西高等学校に関連する情報として、高知県立高知国際中学校・高等学校や、廃校一覧、英語科設置高等学校の情報が挙げられます。

高知西高等学校は、多くの生徒に教育を施し、国際的な視野を育んできた学校でした。閉校は非常に残念ですが、その教育の成果は多くの卒業生に引き継がれていくことでしょう。

もう一度検索