高砂市消防本部

高砂市消防本部

高砂市消防本部（たかさごししょうぼうほんぶ）は、兵庫県高砂市に位置する消防機関であり、市全域を対象に消防・救急業務を行っています。消防本部の所在地は高砂市伊保4-553-1で、広範囲にわたる管轄区域が特徴です。

基本情報

• - 管内面積: 34.40km²
• - 職員数: 93名
• - 消防署および分署: 消防署1カ所、分署1カ所

主な設備（2024年4月1日時点）

高砂市消防本部は、消火活動や救急対応に必要な多様な機械を保有しており、地域の安全を守るための基盤が整っています。保有する主力機械には以下のようなものがあります：

• - 普通消防ポンプ自動車：2台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：1台
• - 大型高所放水車：1台
• - 泡原液搬送車：1台
• - 化学消防自動車：2台
• - 高規格救急自動車：4台
• - 救助工作車：1台
• - 指揮車：1台
• - 資機材搬送車：1台
• - 物資搬送車：2台
• - 人員搬送車：1台
• - 連絡車：2台
• - 査察広報車：1台

これらの機材は、迅速かつ効果的に地域住民の安全と健康を守るために不可欠な資源です。

歴史

高砂市消防本部の歴史は、1948年3月7日に遡ります。この日に自治体消防として高砂町消防本部と高砂町消防署が設置されました。その後、1954年7月1日に市制施行が行われ、高砂市消防本部と高砂市消防署に改称されました。この時点から市全体をカバーする体制が整い、消防サービスの提供が開始されました。

1957年7月には新市庁舎内に消防本部と消防署が移転し、旧庁舎は高砂分署として利用されるようになりました。1963年4月26日には救急自動車を配備し、救急業務が始まり、これ以降、エマージェンシーサービスが充実していきました。1970年には屈折はしご付消防自動車が導入され、さらに1971年には化学消防自動車も加わり、消防技術の向上が図られました。

1982年には現在の位置に新しい消防本部および消防署庁舎が建設され、同時に大型高所放水車や大型化学消防自動車、泡原液搬送車といった重要な機材が配備されました。1991年には救助工作車が導入され、1997年には高規格救急自動車の配備が行われました。このように、時代と共に消防本部は進化を続け、地域住民のニーズに応えています。

組織構成

高砂市消防本部は、総務課、予防課、消防課といった部門から構成されており、それぞれが専門的な役割を担っています。職員は合計93名が配属されており、地域の安全確保に向け、協力し合いながら日々業務を遂行しています。

まとめ

高砂市消防本部は、兵庫県高砂市の消防のますます重要な役割を果たしている機関です。歴史に裏付けられた設備の充実と、専門的な職員の存在が、市民の安心・安全に寄与しています。今後も地域のニーズに応じたサービスの提供が期待されます。

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