高鈴

高鈴（こうりん）: 心に響くアコースティックユニット

高鈴は、1998年に結成されたアコースティックユニットで、京都府を拠点に活動しています。彼らの音楽は、日本語の切なさや儚さを感じさせる特長があり、聴く人々の心に強く響きます。2003年にはソニーレコードからメジャーデビューを果たし、同年にリリースされたアニメ『続 夏目友人帳』のエンディングテーマ「愛してる」が特に人気を集めました。

略歴

高鈴は設立以来、様々な音楽活動を展開してきました。2009年には自主レーベル「little dance music」を立ち上げ、これを通じて「うたかた」や「砂の時間」といった楽曲を発表しました。2012年には、弦楽オーケストラを起用した3rd Mini Album「新世界」をリリースし、音楽の新たな可能性を模索しました。

同年、高鈴オーケストラを結成し、クラシックとポップスの融合を目指す新たな音楽シーンの挑戦が始まりました。また、同年からは韓国ツアーを二度開催し、国際的な活動も展開しました。

2014年および2015年には、鹿児島県で行われる国民文化祭に向けて地域音楽活動に努め、施設や学校を訪問しながら「音楽のチカラ、未来に残したい音楽」をテーマに多様なイベントを開催しました。

2017年9月、高鈴は公式サイトで無期限の活動休止を発表しましたが、今もファンの心の中にその音楽は生き続けています。

メンバー

高鈴のメンバーは、次の二人です。

• - 山本高稲（やまもとたかね）（1977年5月5日生まれ）- ボーカル、作詞、作曲を担当。
• - 山口彰久（やまぐちあきひさ）（1977年4月6日生まれ）- ギター、ピアノ、作曲、アレンジを担当。

ディスコグラフィー

高鈴の音楽は、多様なジャンルとスタイルで展開されています。シングルやアルバム、ミニアルバムの他、参加作品も多岐にわたります。特に、合唱曲「私たちが帰る場所」や「星座をむすぶ糸」などは、子どもたちとの音楽交流から生まれた作品です。

主な活動

高鈴は、音楽交流を目的とした「Callin'すずのたびProject」を2012年から始めました。このプロジェクトでは、地域の子どもたちとの合唱や合奏を通じて感動体験を共有することをテーマに活動しています。

ライブ・ラジオ出演

彼らは、2003年からのMINAMI WHEELなど、数多くのライブイベントに出演しており、2004年からはラジオ番組「RADIO CALLING」でもその魅力を発信しました。

脚注・関連項目

高鈴は多くのアーティストと関わりがあり、これまでに伊藤ゴローや日俣綾子、土方隆行といった他のアーティストとのコラボレーションも行ってきました。

高鈴の公式サイトやSNSも必見で、今後の活動にも目が離せません。彼らの音楽は、聴く人の心に深く根付いており、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

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