髙島泰都

髙島 泰都（たかしま たいと）

髙島泰都は1999年12月3日生まれ、北海道赤平市出身のプロ野球選手であり、現在はオリックス・バファローズに所属しています。彼の野球人生は、地元の少年野球チームから始まりました。1年生のときに「赤平レッドレイズ」に加入し、赤平市立赤平中学校では軟式野球部として活動していました。

学生時代の成長

滝川西高校に進学した髙島は、2年生の秋に背番号11でベンチ入りを果たし、3年生の夏には背番号10を背負って甲子園に出場しました。この部活動を通じて彼は、様々な経験を積むことができました。特に仙台育英との試合では、2番手として登板し、最速141km/hを記録しましたが、結果は5失点でした。

その後、明治大学に進み、準硬式野球部のスポーツ推薦を受けて入学。大学では、1年生からリーグ戦に出場し、当初は制球に課題がありましたが、夏のオープン戦で急にコントロールを掴み、先発投手としての地位を確立しました。最終的に、大学時代にはリーグ戦で23勝を挙げ、防御率2.33の好成績を残した他、自己最速の150km/hにも到達しました。

社会人野球とプロ入り

大学卒業後、王子に入社し、硬式野球に復帰しました。1年目から先発投手として活躍し、日本選手権には2試合先発で出場。2年目には都市対抗に出場し、防御率0.90を記録し、チームを8年ぶりのベスト4へと導きました。これらの好成績が評価され、2023年のドラフトでオリックス・バファローズから5位指名を受け、契約を結びました。

オリックス・バファローズでの活躍

2024年シーズンに入り、髙島はオープン戦での活躍を経て開幕一軍に名を連ねます。3月31日の福岡ソフトバンクホークス戦では、9回表に登板し、1回で被安打1、自責点1という成績を残しました。続く4月10日の楽天戦ではプロ初先発を果たすものの、5回途中で降板しました。そして、8月8日の埼玉西武ライオンズ戦では5回無失点の快投を見せ、通算17試合目にしてプロ初勝利を記録しました。

選手としての特性

髙島の持ち球は、最速150km/hのストレートをはじめ、スライダー、カットボール、カーブ、そしてチェンジアップなど多彩です。特に空振りを奪うチェンジアップが大きな武器とされています。また、端正なルックスから「王子から来た王子様」とのニックネームも持っています。

詳細情報

• - 背番号: 96（2024年 - ）
• - 初記録:

- 初登板: 2024年3月31日、対福岡ソフトバンクホークス
- 初奪三振: 同上
- 初先発登板: 2024年4月10日、対東北楽天ゴールデンイーグルス
- 初ホールド: 2024年4月23日、対埼玉西武ライオンズ
- 初勝利: 2024年8月8日、対埼玉西武ライオンズ

髙島泰都選手は、これからのプロ野球界でのさらなる飛躍が期待される若手投手です。

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