髙田真希 (バスケットボール)

髙田 真希

髙田真希（たかだまき、生年1989年8月23日生まれ）は、愛知県豊橋市を拠点に活躍する著名なバスケットボール選手です。彼女はセンターのポジションでプレイし、デンソーアイリスに所属しています。髙田はまた、株式会社TRUE HOPEの社長としても知られています。彼女のニックネームは「リツ」で、バスケットボール界での多くの業績と経験を誇ります。

来歴

髙田は豊橋市立津田小学校から豊橋市立北部中学校を経て、桜花学園高等学校に進学しました。在学中には多くの全国タイトルを獲得し、ウィンターカップではベスト5に選ばれるなど、その才能を発揮しました。2008年にはデンソーアイリスに加入し、ルーキーシーズンから主力として28試合に出場し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

続く2010-11シーズンでは得点ランキングの1位に輝き、チームを初のプレイオフ出場に導きました。同シーズン中にはベスト5にも選出されています。さらに、2011-12シーズンも得点ランキングで1位となり、再びベスト5に選出されました。しかし、2012-13シーズンは怪我に苦しみ、公式戦の出場がわずか3試合にとどまりました。

2013-14シーズンには得点とリバウンドランキング両方で1位になり、2シーズンぶりにベスト5選出とレギュラーシーズンMVPに選ばれる快挙を達成しました。また、その年にはチームをファイナル進出に導く活躍も見せました。

2018年には日本女子バスケットボール代表のキャプテンに任命されています。2020年にはバスケットボール選手としての活動を続けつつ、イベント業を中心とした株式会社TRUE HOPEを設立し、その社長に就任しました。また、同年にはオンラインサロン「髙田真希女子アスリート社長室」を立ち上げ、女性アスリートやビジネスに関心のある人々と情報を共有する場も設けています。

日本代表歴

髙田は2009年に日本代表に選出され、ウィリアム・ジョーンズカップに出場しました。以降、東アジア競技大会やアジア選手権での活躍を通じて、数々のメダルを獲得しています。2010年には世界選手権にも参加し、広州アジア大会でもメダルを獲得しました。特に2015年のアジア選手権優勝、2016年のリオデジャネイロオリンピックでのベスト8進出など、彼女は日本代表の重要な選手としての地位を確立しました。

受賞歴

髙田は数々の賞を受賞しています。Wリーグではルーキー・オブ・ザ・イヤーや得点リーダー、ベスト5に何度も選出されており、その実績は特筆すべきものです。また、全日本総合バスケットボール選手権大会や各種年間ベスト5賞でも評価されています。

書籍

彼女の著書『苦しいときでも、一歩前へ!』も出版しており、多くの読者にインスピレーションを与えています。さまざまな経験を通じて、後世の選手へ向けてのメッセージが込められています。

髙田真希はスポーツの枠を超え、ビジネスにも手を広げる活躍をしており、今後の彼女の活動にも期待が寄せられています。

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