鬼木誠 (1963年生の政治家)

鬼木誠（おにき まこと）



鬼木誠は1963年12月7日に福岡県筑紫野市で生まれた日本の政治家であり、労働運動家です。立憲民主党に所属する参議院議員として1期を務め、自治労の組織内候補としても知られています。また、党内の「サンクチュアリ」というグループに所属しています。

来歴



鬼木は1982年に福岡県立筑紫高等学校を卒業後、福岡県庁に勤め始めました。その後、1989年には福岡県職員労働組合の青年部長に就任し、労働運動に本格的に関与することになります。彼は筑紫支部長や県職労本部の執行委員（労安部長）、さらには本部の書記長や執行委員長といった要職を歴任し、2014年に全日本自治団体労働組合（自治労）の中央本部組織対策局長に任命されました。その後、同局長や書記長としても活動を続けました。

2021年、立憲民主党の参議院比例第15総支部長に選任され、翌年の2022年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙において、比例区から立憲民主党の公認を受けて立候補しました。この選挙で見事に初当選を果たしました。現在、鬼木は参議院内閣委員会、行政監視委員会、災害対策特別委員会、資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会といった各種委員会に所属し、多岐にわたる政策に携わっています。

政治資金



鬼木は自治労の関連団体である「全日本分権自治フォーラム」から、2021年に1600万円、2022年には1000万円の支援を受けています。さらに、2021年と2022年には自身の政治資金パーティーを開催しており、その利益率はそれぞれ97.4％および95.1％という高い数字を記録しています。これに対して鬼木の事務所は、「国会議員になる前のことであるため、事務所としては把握しておらず、法的には開示義務がないためコメントする立場にはない」と説明しています。

選挙歴




外部リンク




鬼木は今後も、労働者の権利や地域の活性化に取り組む政治家として影響を与えていくことが期待されます。

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