鬼武者Soul

鬼武者Soul

『鬼武者Soul』（おにむしゃソウル）は、かつてカプコンが運営していたブラウザゲームで、戦国アクションゲーム『鬼武者』シリーズの世界観が基盤となっています。このゲームは2012年に正式にサービスが開始され、2017年3月30日にサービスが終了しました。

ゲームの特徴

プレイヤーは城主となり、400人以上の武将を育成し、合戦や内政などの戦略を駆使して進めます。「開発隊」というベータユーザー向けの掲示板も設けられ、ユーザーからのフィードバックを取り入れた改善が行われました。プロデューサーがユーザーの意見に耳を傾け、ゲームは進化を続けました。

ゲームの要素

• - 国選択: プレイヤーは47都道府県から国を選び、その国に応じた陣営、「鬼」「人」「幻魔」が決まります。
• - 城下町: プレイヤーの拠点となる城下町は自由に建築物を配置でき、高低差も楽しむことができます。メインの城下町に加え、サブの城下町も存在します。
• - プレイ要素:

- 攻城戦: 隣接する県との対抗戦で、3日間の期間に自県と連携して戦います。
- 天下分け目戦: 東軍と西軍に分かれて有名な古戦場で勝負。
- 鬼物語: 行動ポイントを利用して進むクエストで、武将の獲得や戦闘が行われます。
- 大合戦: 全プレイヤーが参加できる戦場占領戦です。

武将の魅力

本作の武将は、著名なイラストレーターによる魅力的なデザインと、豪華声優陣によるボイスが特徴です。さまざまな能力「攻撃」「防御」「知略」「技」などを持ち、プレイヤーは自分だけの部隊を編成して戦うことができます。

提供するキャラクター

作品には多彩なキャラクターが登場します。プレイヤーは、上杉謙信や武田信玄といった歴史上の有名な武将から、オリジナルキャラクターまで多様なフィギュアを育成し、戦闘に挑むことができます。

沿革と賞歴

• - 2012年10月19日: PC版の正式サービス開始。
• - 2013年にはiOS、Android版もリリース。
• - 2017年3月30日: サービス終了。

本作は2012年のWebMoney Awardで「Best Games賞」を受賞、2013年にはバハムートゲーム大賞ブラウザゲーム部門で金賞を獲得しました。

音楽とコラボレーション

主題歌やBGMは、音楽制作集団Team-MAXによって生み出され、プレイヤーの間で高い評価を受けました。また、全国47都道府県とのコラボレーションや、他のカプコンタイトルとの提携イベントも盛況に行われ、様々な特典が付きました。

まとめ

『鬼武者Soul』は、戦国時代の武将育成という独自のコンセプトを持ったシミュレーションゲームであり、多くのファンに支持されました。スリル満点の合戦や、戦略的な内政を楽しめるこの作品は、今でも多くのプレイヤーの記憶に残っています。

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