鬼頭さくら

鬼頭さくら（きとう さくら、本名：鬼頭桜、1995年1月30日 - ）は、愛知県名古屋市出身の日本の女性プロゴルファーです。3歳でゴルフを始め、幼少期から才能を発揮していました。

アマチュア時代

美濃加茂高等学校在学中の2012年、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技では準々決勝まで進出しましたが、比嘉真美子選手に敗れました。しかし、同年の日本ジュニアゴルフ選手権競技では、女子15～17歳の部で2位の永峰咲希選手に1打差で勝利し、優勝を果たしました。この頃から、その実力はアマチュアゴルフ界で広く知られるようになりました。

プロ転向

2013年、鬼頭選手は最終プロテストに挑戦しましたが、通算4オーバーの21位タイと、わずか1打及ばず不合格となりました。しかし、翌2014年の最終プロテストでは、通算1オーバーの15位タイで合格を果たし、日本女子プロゴルフ協会に入会（86期）しました。プロ転向後、同年には日本女子オープンゴルフ選手権競技で16位タイに入るなど、プロとしてのキャリアをスタートさせました。この年の賞金ランキングは114位でした。

プロとしての活躍

2015年、鬼頭選手はステップアップツアー「山陰合同銀行Duoカードレディース」でプロ初優勝を飾りました。2016年には「スタジオアリス女子オープン」の初日、10番ホールのパー5で、第3打のボールがピンとカップに挟まるという珍しいアクシデントが発生しました。当時は、この状況でピンを動かすか抜いてカップインさせればイーグルでしたが、鬼頭選手は挟まったままの状態でピックアップし、次のホールに進みました。結果として、この行為がルール違反となり失格となってしまいました。しかし、このルールは後に無罰に変更されました。

2017年、「ヤマハレディースオープン葛城」2日目の11番ホールでホールインワンを達成しました。また、「スタジオアリス女子オープン」では通算5アンダーの5位タイと好成績を収め、前年の失格の雪辱を果たしました。この年は1,853万円余りを獲得し、賞金ランキングは61位となりました。

2018年、ファッションデザイナーのドン小西氏がプロデュースするブランドと契約を結びました。この年の最高位は「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の9位タイで、賞金ランキングは67位でした。

2019年、リランキングでは第1回30位、第2回49位となり、ツアー出場資格を得ました。「パナソニックオープンレディース」では19位タイが最高位で、賞金ランキングは104位でした。

その他の情報

鬼頭さくら選手は、ゴルフ界だけでなく、ファッション業界からも注目を集める存在です。彼女の今後の活躍が期待されています。



関連項目

ゴルファー一覧
名古屋市出身の人物一覧



外部リンク

鬼頭さくら（日本女子プロゴルフ協会のプロフィール）
鬼頭さくら - ゴルフダイジェスト・オンライン

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