魚津警察署

魚津警察署

魚津警察署（うおづけいさつしょ）は富山県警察が運営する警察署で、魚津市全体をその管轄としています。識別章の表示は「UZ」で、地域の安全を守る重要な役割を果たしています。

所在地と組織

魚津警察署は、富山県魚津市本江1000番地に位置しています。この警察署は署長に警視、副署長に警視が就いており、以下の組織で構成されています。

• - ### 警務課

- 課長は警部が担当し、警務係や県民相談係が設置されています。

• - ### 会計課

- 行政職員が課長を務め、会計係が活動しています。

• - ### 刑事生活安全課

- 警部が課長で、庶務係や生活安全係、刑事係、鑑識係が含まれます。

• - ### 地域交通課

- 警部が課長を務め、地域総務係や自動車警ら係など様々な係が設けられています。

• - ### 警備課

- 警視または警部が課長となり、警備係が組織されています。

沿革

魚津警察署の歴史は1871年に始まりました。新川県庁が魚津に設置された際に、県内で初めて巡査が配置され、初めての警察機関が誕生しました。最初は大町に屯所が置かれ、その後、1875年には警察掛出張所が常泉寺内に設けられました。1877年には魚津警察署に改称され、下新川郡全体と一部の上新川郡を管轄しました。当初は泊、入善、境、三日市、生地、滑川、上市、水橋に分署があった時代もあり、神明社内にあった神官宅がその庁舎として使用されました。

1880年には大町へ新庁舎が移転し、1915年には庁舎が新築されます。1963年には現庁舎の建設に着手し、1964年に完成しました。この庁舎は鉄筋3階建てで、延床面積は955平方メートル、総工費は2,500万円でした。旧庁舎はその後教育関連の事務所として利用され、最後には解体されました。

1988年には新館の増築が行われ、最新の設備が整えられています。2024年7月1日には、近隣の入善警察署や黒部警察署とのブロック運用が開始され、署長、副署長、次長以外の警察官による3署兼務体制が導入される予定です。

交番と警察官駐在所

魚津警察署は地域の治安を維持するため、いくつかの交番を持っています。これには以下の交番が含まれます。

• - 魚津中央交番（魚津市中央通り一丁目5-13）
• - 魚津駅前交番（魚津市釈迦堂一丁目1-1）
• - 桃山公園前交番（魚津市大海寺新280）

かつては川原交番や天神交番も存在しました。また、経田警察官駐在所も設けられています（魚津市経田西町2-10）。これらの施設は地域住民との密接な連携を図り、犯罪の予防や安全に寄与しています。

魚津警察署は、地域社会の秩序を守るために常に努力を重ねています。

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