鯖江市鯖江中学校

鯖江市鯖江中学校の概要

鯖江市鯖江中学校（さばえしさばえちゅうがっこう）は、2020年4月1日現在で、生徒数779名の公立中学校です。福井県鯖江市小黒町に位置し、地域の教育の中心的役割を果たす学校として知られています。授業や部活動を通じて、個性豊かでやる気と思いやりの心を持った生徒の育成を目指しています。

沿革

創立以前

1947年（昭和22年）に新学制が施行され、鯖江市舟津村学校組合立惜陰中学校をはじめとする複数の学校が設立されました。これらの中学校が後に統合され、1949年に鯖江町・中河村・豊村の学校組合立鯖江中学校が設立されました。

1949年〜1960年代

初代校長には若杉一志が就任し、新校舎が長泉寺町に建設されました。新しい校舎に生徒が移ったのは同年8月でした。その後、1950年には片上村が加盟し、学校は統合されたことで、文部大臣から優良施設校として表彰されました。1952年には創立5周年を記念して校歌と校旗が制定され、さらに1957年には特殊学級が設置されました。

1970年代〜1980年代

1972年の創立25周年を記念して「嚮陽の碑」が建立され、更なる発展を遂げていきます。1978年には、県の教育委員会から学校体育研究優良校として表彰されるなど、充実した教育活動を展開。この期間に、校地の移転や校舎の改築も進められ、1983年に新校舎への入校式が行われました。

1990年代以降

1990年には、科学部が全国のコンクールで受賞し、1991年には女子ホッケー部が全日本大会で優勝するなど、スポーツと学問の両面で注目される成果を上げました。1999年には創立50周年を迎え、記念式典を行いました。これらの歴史を通して、鯖江中学校は地域社会からの信頼を集めながら成長を続けています。

教育方針と生徒会活動

「われらの信条」として「誠実、英知、健康」を掲げ、教育目標としては個性豊かで思いやりのある生徒の育成を目指しています。生徒会活動も活発で、様々な委員会や係活動が設けられ、自主性を育む環境が整っています。

部活動

鯖江中学校には多彩な部活動があります。運動部では、野球部、サッカー部、陸上部、バスケットボール部などがあり、文化部も吹奏楽部や美術部など多岐にわたります。これらの部活動は、生徒たちの人格形成に大きく寄与しています。

所在地・交通アクセス

鯖江中学校の住所は、福井県鯖江市小黒町2丁目12-1です。交通手段としては、福井鉄道福武線の西鯖江駅から徒歩約18分の距離にあります。アクセスの良さもあり、地域の多くの生徒に利用されています。

まとめ

鯖江市鯖江中学校は、地域に根ざした教育を実践しつつ、生徒たちが未来に向けて成長できる環境を提供しています。教育に取り組む姿勢や生徒の活躍を通じて、今後の更なる発展が期待されます。

もう一度検索