鳥取市立中ノ郷中学校

鳥取市立中ノ郷中学校

鳥取県鳥取市浜坂東一丁目に校舎を構える鳥取市立中ノ郷中学校は、地域に根差した公立の中等教育機関です。正式名称は「とっとりしりつ なかのごうちゅうがっこう」と読みます。地域の未来を担う生徒たちが集い、日々学びに励んでいます。

沿革

本校の歴史は、昭和60年（1985年）4月1日に始まりました。この日、鳥取市立北中学校から分離独立する形で開校し、新たな学び舎としてその第一歩を踏み出しました。

開校間もない同年8月には、学校敷地内にプールが完成しました。これにより、体育の授業や部活動における水泳指導の環境が整えられ、生徒たちは安全に水に親しむことができるようになりました。

翌昭和61年（1986年）3月には、生徒や教職員、そして地域の人々の心の拠り所となる校歌が制定されました。校歌は学校の精神を歌い上げるものであり、生徒たちの結束を高める大切な要素となります。

教育制度においては、平成15年（2003年）4月に大きな変化がありました。鳥取市立北中学校とともに、鳥取市内の小中学校に先駆けて2学期制が導入されたのです。これは、学習評価や学校行事の実施方法に多様性を持たせる試みであり、教育効果の向上を目指す取り組みとして注目されました。

教育方針

鳥取市立中ノ郷中学校は、「信頼と自主行動は我らの願い」というスローガンを掲げています。この言葉には、生徒一人ひとりが互いに深い信頼関係を築き、その上で自らの意思で考え、責任を持って行動することの重要性が込められています。学校生活や学習活動において、生徒たちが自主性を発揮し、他者を尊重しながら協力し合う姿勢を育むことを目指しています。

通学区域

本校への通学が指定されている学区は、主に鳥取市立中ノ郷小学校および鳥取市立浜坂小学校の校区に跨がっています。具体的な地域としては、以下の通りです。

鳥取市立中ノ郷小学校区
円護寺、覚寺（鳥取県道265号湯山鳥取線及び鳥取県道318号伏野覚寺線より南側の区域）、北園一丁目、北園二丁目、山城町
鳥取市立浜坂小学校校区
江津、覚寺（鳥取県道265号湯山鳥取線及び鳥取県道318号伏野覚寺線より北側の区域）、浜坂、浜坂一丁目、浜坂二丁目、浜坂三丁目、浜坂四丁目、浜坂五丁目、浜坂六丁目、浜坂七丁目、浜坂八丁目、浜坂東一丁目

覚寺地区のように、特定の県道によって学区が分かれる地域があるのが特徴です。保護者の皆様は、お住まいの場所がどちらの小学校区、ひいてはどちらの中学校区に属するかを事前に確認することが推奨されます。

関連情報

これまでに本校を巣立ち、社会の様々な分野で活躍されている卒業生も少なくありません。その一例として、現在、日本海テレビのアナウンサーとして活躍されている中尾真亜理氏が本校の卒業生として知られています。

本校と同様、鳥取県内に設置されている中学校に関する情報については、関連項目として鳥取県中学校一覧が挙げられます。

学校に関するより詳細な情報や最新の活動状況については、公式サイトにて確認することができます。

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