鳥取市立岩倉小学校

鳥取市立岩倉小学校の概要

鳥取市立岩倉小学校（とっとりしりつ いわくらしょうがっこう）は、鳥取県鳥取市立川町七丁目に位置する公立の小学校です。この学校は、1981年に併設されていた稲葉山小学校と面影小学校の児童数の急増に伴い、両校から分離して設立されました。教育の質を高めるために、新たに独立した校体制を整える必要がありました。

沿革と校区の変遷

当初、岩倉小学校の校地は鳥取市と当時の旧岩美郡国府町との境に位置しており、国府町のいくつかの地域に住む児童たちは、岩倉小学校から距離のある国府町立宮ノ下小学校まで通っていました。この地域の特性から、特に国府町新通り四丁目に住む児童たちは、岩倉小を越えなければならない不便な通学状況にありました。

しかし、2004年に国府町が鳥取市に統合された結果、通学区域の見直しが実現しました。そして、2009年には、旧国府町の一部地域が岩倉小学校の通学区に編入され、地理的な問題が解消されたことにより、より多くの児童が岩倉小学校に通えるようになりました。

年表

• - 1981年4月2日: 稲葉山小学校と面影小学校から分離し、旧邑法第一中学校の校舎を改修して開校。
• - 1981年6月10日: 校章を制定。
• - 1982年2月16日: 校歌が制定される。
• - 1998年5月: 新校舎が完成。
• - 2009年4月1日: 旧国府町の一部通学区域を宮ノ下小学校から分離して編入。
• - 2010年11月13日: 創立30周年を記念する式典が挙行される。

通学区域と進学先

現在の通学区域は、岩倉、大杙（東扇町）、桜谷（桜ヶ丘団地）、立川町六丁目（立六西を除く）、立川町七丁目、東今在家（東今在家団地）、卯垣、卯垣四丁目、などが含まれます。2009年に通学区域の整理が行われた際、国府町のいくつかの地域が新たに岩倉小学校の通学エリアに加わりました。

進学先は、鳥取市立東中学校に指定されており、岩倉小学校からのスムーズな学びの継続が図られています。

交通アクセス

岩倉小学校へのアクセスは良好です。鳥取駅からは、日ノ丸バスを利用し、複数の路線（80、81、82、83、84、85）を利用して「岩倉」バス停まで徒歩200メートルの距離です。また、日交バスの桜谷市立病院線（78H）を使い「新通り」バス停からも350メートルの距離となっています。

周辺施設

校区内には、LIMNOの本社や青翔開智中学校・高等学校、マルイナチュラルガーデン国府、ナフコ東鳥取店などの主要な施設があります。これらの施設は地域の教育環境や生活の利便性を高める役割を果たしています。

まとめ

鳥取市立岩倉小学校は、地域と密接に連携し、児童たちに豊かな教育環境を提供しています。年々、地域のニーズに合わせた教育活動が進められ、地域社会にも貢献し続けている重要な教育機関です。

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