鳥取県立鳥取産業体育館

鳥取県立鳥取産業体育館（とっとりけんりつとっとりさんぎょうたいいくかん）

鳥取県立鳥取産業体育館は、鳥取県鳥取市南隈に位置する、鳥取県が設置した体育施設および多目的ホールです。地域のスポーツ活動の振興や、様々なイベントの開催を目的として整備されました。

概要

この施設は1981年に建設され、以来、県内の主要な屋内スポーツ施設の一つとして利用されてきました。2006年以降は、鳥取県スポーツ協会が指定管理者として施設の管理運営業務を担っており、利用者のニーズに応じたサービス提供に努めています。

施設詳細

施設内には、規模の異なる二つの体育館が設けられており、それぞれ様々な競技や活動に対応できるよう設計されています。

大体育館
床面積：1,857.18平方メートル
観客席：1,940席
対応可能な競技面数：バスケットボール2面、バレーボール3面、バドミントン12面、卓球20台、ハンドボール1面、テニス3面。広々とした空間は、公式競技だけでなく、大規模な集会や式典など多目的な利用にも適しています。

小体育館
床面積：481.29平方メートル
* 対応可能な競技面数：バスケットボール1面、バレーボール1面、バドミントン3面、卓球8台、テニス1面。主に地域のスポーツ教室やレクリエーション活動、小規模な練習などに利用されています。

主なイベント実績

鳥取県立鳥取産業体育館は、その収容能力と設備を生かし、様々なレベルのイベント会場として活用されてきました。過去には、国民体育大会である「わかとり国体」においてバスケットボール競技の会場となるなど、歴史的な役割も果たしています。また、プロスポーツの興行会場としても知られており、プロバスケットボールリーグ（Bリーグ）に所属する島根スサノオマジックがホームゲームの一部をこの体育館で開催しています。さらに、2014年8月17日には、鳥取県内で初めてとなるプロボクシングの興行がここで行われ、地域のスポーツイベントにおける新たな一歩を記しました。不定期ではありますが、人気プロレス団体である新日本プロレスなどのプロレスリング興行が開催されることもあり、スポーツのみならずエンターテイメントの場としても機能しています。

交通アクセス

公共交通機関を利用する場合、JR鳥取駅の南口から徒歩でおよそ7分という便利な立地にあります。駅からのアクセスが容易であるため、遠方からの来場者にとっても利用しやすい施設となっています。

もう一度検索