鴨田秋津

鴨田秋津（かもだ あきつ）について

鴨田秋津は、1981年11月11日生まれの日本の政治家で、現在京都府舞鶴市の市長を努めています。彼は舞鶴市議会の元議員としても知られており、2期にわたり市議としての活動を行ってきました。

学歴とキャリア

鴨田は京都府舞鶴市で育ち、地元の舞鶴市立中筋小学校と舞鶴市立城南中学校を経て、2000年に私立京都共栄学園高等学校を卒業しました。その後、2004年には拓殖大学の経済学部を卒業し、初めは警視庁で警察官として働きました。しかし、2年後に退職し、故郷に戻ることを決意し、父が創業した建設会社に入社します。

この間、地域貢献にも尽力し、小学校のPTA会長や舞鶴青年会議所の副理事長を歴任しました。これらの活動を通じて、地域社会への関心とコミットメントを深めていったことが、市議としての彼の決断に繋がりました。

政治家としての活動

2018年11月に行われた舞鶴市議会議員選挙で、鴨田は初当選を果たし、新たに結成された市民クラブ舞鶴議員団に所属しました。さらに、2022年2月には日本維新の会に入党し、京都維新の会舞鶴市支部を設立し、その支部長も務めました。それから同年11月に実施された議会選挙では、2,416票を得て、堂々のトップ再選を果たします。

彼は2023年1月10日に市議を辞職し、舞鶴市長選への立候補を発表しました。同年2月5日の市長選挙では、現職の多々見良三市長を破って見事当選し、市長職を手に入れました。公認はなく無所属で立候補したものの、その後の記者会見では維新の党員であり続けたいとの意向を表明しました。

議会との関係

2024年2月26日、舞鶴市議会では一部の議員が発行した広報紙に対する市の批判が「公の力の乱用」とされ、鴨田市長に対する問責決議案が提出されました。この決議は賛成19名、反対5名の多数で可決されましたが、鴨田は「事実を伝えただけであり、議員を軽視したり言論を封殺したりする意図はなかった」とコメントしました。

趣味と家族

鴨田は、若い頃から柔道を始め、中学から大学まで柔道部に所属した実績があります。彼の柔道段位は5段で、市の柔道連盟の理事及び柔道クラブの会長を務めた経験も持っています。また、趣味として魚釣りを楽しんでおり、リフレッシュの場として愛好しています。家庭では、妻と3人の子ども（1男2女）と共に生活しています。

まとめ

鴨田秋津は、市議としての経験を経て舞鶴市の市長として地域に貢献し続けている政治家です。彼の経歴や活動は、地元への持続的な愛情と責任感が根底にあり、今後の動向にも注目が集まっています。

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