鶴太郎のテレもんじゃ

『鶴太郎のテレもんじゃ』は、1986年10月5日から1988年3月27日まで、日本テレビと中京テレビで放送されたバラエティ番組です。放送時間は毎週日曜日の12:00から12:55まででした。

この番組は、片岡鶴太郎さんがメインを務め、個性豊かな出演者たちが集まり、様々な企画やコーナーで視聴者を楽しませました。例えば、美保純さん、なぎら健壱さん、ダチョウ倶楽部（当時は初代リーダーの南部寅太さんも在籍）などが出演していました。また、芸術家の岡本太郎さんも出演しており、番組に独特の彩りを添えていました。

番組の大きな特徴の一つとして、「バックトゥ西日暮里」というコーナードラマがありました。これは、片岡鶴太郎さんの少年時代をモデルにしたストーリーで、下町情緒をふんだんに盛り込みながら展開される人情味あふれるドラマでした。鶴太郎さんの母親役を片岡鶴太郎さん自身が演じ、父親役を島崎俊郎さんが演じるなど、キャスティングもユニークでした。さらに、映画監督の鈴木清順さんが駄菓子屋のおじさん役で出演するなど、豪華な顔ぶれが揃っていました。

地域によっては放送局が異なり、関西広域圏では読売テレビではなく、サンテレビ（兵庫県）やKBS京都（京都府）といった独立局で遅れて放送されていました。

『鶴太郎のテレもんじゃ』は、日曜のお昼に、家族みんなで楽しめるバラエティ番組として、多くの視聴者に親しまれました。片岡鶴太郎さんの持ち味であるコミカルな演技や、出演者たちの個性的なキャラクターが光る、記憶に残る番組の一つです。

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