鶴間秀典

鶴間秀典（つるま ひでのり）

鶴間秀典は、1974年6月5日生まれの日本の政治家であり、現在、北海道釧路市長（第6代）を務めています。

経歴

鶴間氏は北海道阿寒郡阿寒町（現在の釧路市）の出身です。学歴としては、阿寒町阿寒湖小学校（現・釧路市立阿寒小学校）、埼玉県にある私立秀明中学校・秀明高等学校を経て、北海道大学経済学部を卒業しました。

大学卒業後は新日本証券に入社し、その後オーストラリアに渡り、酪農や果樹園、土木作業など様々な仕事に従事しました。帰国後は株式会社吉田屋本店に勤務し、阿寒町でゲストハウスを開業するなど、多様な経験を持っています。

政治家としては、まず阿寒町議会議員を1期務めました。2005年（平成17年）に阿寒町が釧路市と合併したことに伴い、合併特例法によって釧路市議会議員となりました。2007年（平成19年）の釧路市議会議員選挙で阿寒選挙区から立候補し、初当選。その後、2011年（平成23年）と2015年（平成27年）の市議選でも当選し、釧路市議を3期務めました。2019年（平成31年）2月28日に市議を辞職。

同年、北海道議会議員選挙に釧路市選挙区（定数4）から無所属で立候補しましたが、残念ながら落選しました。しかし、2020年（令和2年）10月18日の釧路市長選に再び立候補。現職の蝦名大也氏に敗れました。

2023年（令和5年）には、北海道議会議員選挙に釧路市選挙区（定数3）から無所属で立候補し、見事当選を果たしました。北海道議としては1期務め、無所属議員による会派「北海道結志会」に所属していました。

道議1期目途中の2024年（令和6年）7月、10月に行われる釧路市長選挙への立候補を表明し、9月19日に道議を辞職。10月27日に行われた市長選で、現職の蛯名氏と元道議の笠井龍司氏を破り、念願の初当選を果たしました。

不祥事

2025年（令和7年）3月、道議時代の前年8月に自身の後援会関係者の葬儀後に香典を持参していたことが発覚しました。さらに、10月の市長当選後にも後援会関係者3千人以上に当選のお礼の文言を綴った文書を送付していたことも明らかになりました。公職選挙法では、政治家自身が選挙区内の有権者に対し、葬儀後に香典を渡すことを禁じており、同法に抵触する可能性があります。この点について鶴間氏は「深く反省している」と述べ、謝罪しました。しかし、自身の進退については「辞職は考えていない」と述べています。

外部リンク

鶴間秀典ホームページ
北海道釧路市ホームページ'>市長のページ｜北海道釧路市ホームページ
鶴間秀典|Facebook
鶴間 秀典(＠tsurumahide)・Instagram写真と動画・Instagram写真と動画)

もう一度検索