鷲見梓沙

鷲見 梓沙（すみ あずさ）

鷲見梓沙（すみ あずさ）は、1996年8月12日生まれの日本の陸上選手です。彼女は愛知県豊川市出身で、豊川高等学校を卒業し、現在はユニバーサルエンターテインメントに所属しています。彼女の主な競技は駅伝であり、そのさまざまな成績は彼女の実力を証明しています。

経歴

鷲見は2012年12月に開催された第24回全国高校駅伝において、豊川高校の一員として出場しました。この大会では彼女が担当した3区で区間賞を獲得し、チームは歴代最高記録を達成しながらも、惜しくも2位に終わりました。

翌年の2013年12月には第25回全国高校駅伝に出場。この大会では、関根花観や堀優花と共にチームに貢献し、第5区（5km）で2位の成績を収めました。彼女は15分37秒というタイムで、豊川高校を4度目の全国制覇に導きました。

その後、2014年1月には愛知県代表として都道府県対抗女子駅伝に参加し、2区を担当。この際には、先行する鈴木亜由子から3秒差の3位で襷を受け取り、区間賞と優秀選手に選ばれました。彼女のタイム12分15秒は、当時の区間歴代2位の優れた成績でした。

2014年12月には再び全国高校駅伝に出場し、第5区（5km）で区間賞を獲得し、タイムは15分42秒でしたが、チームは6位に終わりました。これを受け、2015年1月にも全国女子駅伝に参加し、愛知県の2区を担当。前年度に続いての好成績を残し、チームを1位に押し上げるだけでなく、再度区間賞を受賞しました。この時のタイム12分13秒は、前年の自身の記録を上回る区間歴代2位でした。

鷲見は社会人1年目の2015年8月に世界選手権の北京大会に出場し、女子5000m予選にて16分13秒65で11着となりました。この記録は彼女にとって国際舞台での重要な経験となりました。

現在、鷲見梓沙選手は陸上競技のシーンで目覚ましい活躍を見せ続けており、今後のさらなる成長が期待されています。彼女の努力と情熱は、多くの陸上ファンの心に響くものです。競技者としての彼女の成就と、駅伝に賭ける情熱がどのような新たな高みへと彼女を導くのか、今後の動向から目が離せません。

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