鹿児島中央タワー

鹿児島中央タワーについて

鹿児島中央タワーは、鹿児島県鹿児島市中央町に位置する、地上24階建ての複合ビルです。この建物は「中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業」の一環として建設されました。高さは98.98メートルで、鹿児島県内で最も高い建造物です。総事業費は約250億円にのぼります。

概要

1階部分は、既存の一番街商店街と接続しており、地域住民や観光客にとって便利なアクセスを提供しています。また、2階部分は鹿児島中央駅の改札階とペデストリアンデッキで繋がっているため、駅からのアクセスもスムーズです。さらに、2022年9月には、ビルと南国センタービル前に市電軌道を挟んだペデストリアンデッキが開通する予定で、より一層の利便性向上が見込まれています。

建物内部は、地下1階がマンション住民用の駐車場、地上1階から7階が商業施設「Li-Ka1920」となっています。「Li-Ka1920」内には、450人収容可能なホールも併設されており、様々なイベントに対応できます。7階から24階は、三菱地所レジデンスが手がけるタワーマンション「ザ・パークハウス鹿児島中央タワー」です。

沿革

2015年11月：都市計画決定
2016年12月：鹿児島県が市街地再開発組合設立を認可
2017年10月：鹿児島県が権利変換計画を認可
2017年11月：既存のビルや住宅の解体工事開始
2018年5月：鹿児島中央タワー着工
2019年10月：鹿児島県が事業計画及び権利変換計画変更を認可
2019年12月：駅前広場デッキ（ペデストリアンデッキ）工事着工
2020年10月：駅前広場デッキ（ペデストリアンデッキ）開通、工事により一部閉鎖されていた一番通りが再開通
2021年3月30日：鹿児島中央タワー完成
2021年4月23日：「Li-Ka1920」の一部施設が先行オープン
2021年6月18日：「Li-Ka1920」が本格開業

主な施設・テナント

2021年の開業時点での主な施設・テナントは以下の通りです。

商業施設「Li-Ka1920」
450人収容ホール（Li-Ka1920内）
タワーマンション「ザ・パークハウス鹿児島中央タワー」

関連情報

各都道府県で最も高いビルの一覧
九州地方の超高層建築物の一覧#鹿児島県
鹿児島中央駅

外部リンク

Li-ka 19・20
中央町19・20番街区市街地再開発組合

参考文献

「ライカ1920全面開業 鹿児島中央タワー」『南日本新聞』2021年6月19日、25面。

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