麻路さき

麻路さきのプロフィール

麻路 さき（あさじ さき）は、1965年5月27日に神奈川県に生まれ、日本の舞台を代表する女優の一人です。彼女は元宝塚歌劇団星組のトップスターとして広く知られています。本名は石井 麻里子であり、旧姓は山本です。愛称は本名に由来する「マリコ」で、身長は170cm、血液型はO型です。1998年に結婚した後、彼女はブラジルのサンパウロ州に居住しています。なお、実妹も同じく元星組の男役、麻園みきとして活動していました。

宝塚歌劇団への道

麻路は、1回目の受験で宝塚音楽学校に晴れて合格し、1981年に69期生として入学しました。1983年に宝塚歌劇団に入団し、最初の舞台は月組の『春の踊り／ムーンライト・ロマンス』でした。その後、彼女は久世星佳や若央りさ、ちあきしんなど、数多くの著名な同期と共に活動し、1985年には新人公演『二都物語』で2番手の役を演じる機会を得ました。このように、彼女は才能を発揮しながら、1986年に星組に組替えとなりました。

舞台での華やかなキャリア

星組にて、麻路は新人公演の主役を数多く演じ、その技量を高めていきました。1987年にはバウホール公演『グリーン・スリーブス』で初主演を果たし、その後も『ミッドナイト・シティ・ロマンス』『ベルサイユのばら』を含む多くの名作で主役を務めました。特に『風と共に去りぬ』ではレット・バトラーを演じるなど、幅広い役柄に挑戦しました。

1994年にトップスターに就任後は、数々の話題作でその実力を示し、白城あやかと好評を博しました。彼女の魅力的なパフォーマンスは多くのファンに支持され、劇団の顔としてステージに立ち続けました。

結婚とブラジルでの生活

1998年に日系ブラジル人の宝石商と結婚し、そのため宝塚歌劇団を退団しました。退団後はブラジルに移住し、忙しい舞台生活から一変し、家庭を持つことになります。2000年には男児を出産し、主婦業を務める一方、音楽活動も継続し、ジャズダンスやストレッチ体操、さらにはピアノの指導を行っています。

テレビでの活動

麻路の才能は舞台だけにとどまらず、1989年にはフジテレビのテレビドラマ『一枚の写真』にも出演し、女優としての幅を広げました。彼女の魅力は舞台を超え、テレビ画面でも多くの視聴者を魅了しています。

まとめ

麻路さきは、宝塚歌劇団での華やかなキャリアを経て、結婚後はブラジルで新たな生活をスタートさせています。その活動や影響は歌劇ファンだけでなく、多くの人々に愛され続けているのです。彼女のこれまでの歩みや今後の活動に、引き続き注目していきましょう。

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