黒木真由美

黒木真由美のプロフィール

黒木真由美（くろき まゆみ）は、日本で活躍する歌手、女優、タレント、デザイナーとして知られています。1959年12月28日に福岡県福岡市で生まれ、エキゾチックなルックスと独特のスタイルが魅力です。

初期の経歴

彼女は福岡市立多々良中学校を経て日出女子高等学校を卒業しました。1974年には日本テレビの『スター誕生!』に出場し、山口百恵の「青い果実」を披露して合格を果たしました。さらに同年の7月17日には第11回決戦大会で平田隆夫とセルスターズの「強いほうがいい」を歌い、特別賞を獲得しました。

その後、彼女は1975年3月にキングレコードからシングル「好奇心」で歌手デビューを果たします。デビュー当初は健康的なトースト肌とお下げ髪が特徴で、ファンからは「インディアン娘」というニックネームが付けられました。

音楽活動

デビュー後は「感情線」や「神さまお願い」などをリリースし、同年の新宿音楽祭では銅賞を受賞しました。また、アルバム「12のらくがき」の中には、山下達郎から提供された「恋人と呼ばれて」と「北極回り」が収録されています。

1977年には、同じ事務所の石江理世、目黒ひとみと共に3人組グループ「ギャル」を結成しましたが、1979年に解散。その後のアイドル時代を振り返り、「まるで人形のようだった」などと発言しています。

女優としての活躍

彼女は歌手活動の傍ら、女優としても活動を開始しました。1975年から1980年代にかけて、多くのテレビドラマに出演しました。特に「西遊記」や「鉄道公安官」、「銭形平次」など数々の作品に名を連ねました。女優業に専念するため、1984年にはプロ野球選手の林泰宏と結婚。彼女は一時芸能活動を休止し、2人の子供をもうけます。

復帰と新たな挑戦

1996年に離婚後、彼女は芸能界に復帰。1999年には紗原亜未という名前に改名し、ヘアヌード写真集を出版しました。その後、2000年代初頭にはブランド企画の話が舞い込み、ヨーロッパの美術に魅了されました。

彼女は高級アパレルブランド「ルアンジュ」を立ち上げ、洋服やバッグ、食器などのデザインを手掛けました。そして2017年にはパリに移り住み、ブランドをさらに発展させる取り組みを行いました。

家族と音楽の未来

また、長女の黒木マリナは元タレントとして活躍し、親子二代での歌手デビューも果たしました。これまで様々なジャンルで活躍してきた黒木真由美は、その多才さを活かしながら、更なる活動を続けています。

彼女のこれまでの歩みは、音楽だけでなく、女優、デザイナーとしての成功に繋がり、今後も幅広い分野での活躍が期待されます。

もう一度検索