黒板アート甲子園

「黒板アート甲子園」は、黒板メーカーの日学株式会社が2015年から主催している、全国の高等学校、高等専門学校（3年生まで）、中等教育学校（後期課程）、特別支援学校高等部の生徒を対象とした黒板アートコンテストです。

概要

コンテストの正式名称は「日学・黒板アート甲子園」であり、「黒板アート甲子園」という名称は日学株式会社の登録商標です。このコンテストは、卒業シーズンに生徒たちが様々な思いを込めて制作した黒板アート作品の画像データを募集し、審査によって入賞作品を決定します。入賞作品の美術的、芸術的なレベルは非常に高く、海外からも称賛の声が上がっています。入賞校や入賞作品は大会特設ホームページ上で発表され、各種メディアでも大きく取り上げられるため、入賞校にはテレビ番組での実演制作やミュージックビデオ制作の協力依頼などが舞い込むこともあります。

審査員

過去の大会では、以下のような方々が審査員を務めました。

2015年プレ大会、2016年第1回大会審査員
小野大輔（長崎県立島原[[高等学校]]・長崎県立島原商業高等学校 教諭）
熊沢加奈子（チョークアーティスト）
三澤一実（武蔵野美術大学 教授）
吉田朋弘（日学 代表取締役）
2016年第1回大会ゲストアーティスト
れなれな（画家）
2017年第2回大会審査員

応募規定

応募は同一学校に在籍するグループで制作した作品に限られ、学校の承諾が必要です。応募時には担当の先生の名前が必要となります。作品はオリジナルのものに限られ、漫画やアニメのキャラクターなど著作権を侵害するものは受け付けられません。応募作品の著作権は、結果発表をもって日学に移管されます。

賞品

入賞校には、賞状と副賞として5万円から1万円相当の金券や、ホワイトボードなど日学株式会社の製品が贈られます。2016年の第1回大会では、応募先着賞として協賛の日本白墨工業株式会社から提供されたチョークセットが80校に配布されました。

大会結果

2016年

2016年の第1回大会は、1月29日に大会特設ホームページで告知され、作品の受付期間は3月7日から4月8日でした。大会では、WHITE JAMの「咲かないで」が応援テーマソングとなり、プレ大会を大きく上回る157作品の応募がありました。審査結果は4月26日に大会特設ホームページで発表されました。

2017年

2017年の第2回大会の作品受付期間は、3月14日から4月7日までで、合計153作品の応募がありました。

2018年

2018年の第3回大会では、北海道・東北、関東、東海・北陸・甲信越、近畿、四国・中国、九州・沖縄の6ブロックに分けたエリアごとの賞「エリア賞」が新設されました。この大会では3月19日から4月9日の間に77校から143作品の応募がありました。

外部リンク

日学・黒板アート甲子園
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