黒田亜紀

黒田亜紀: 優れた柔道選手の成長記録

基本情報

黒田亜紀（くろだ　あき）は、2002年1月17日生まれ。埼玉県さいたま市出身の柔道選手で、現在78kg級で戦っています。身長は172cm、血液型はO型で、得意技は内股です。組み手は右で、握力は右42kg、左40kgという優れた身体能力を持っています。

幼少期からの柔道の道

亜紀が柔道を始めたのは10歳のときで、最初は水泳に取り組んでいましたが、大宮立志塾に入門し、柔道の魅力に引き込まれました。彼女の競技人生は、早くも多くの試練と成功に満ちていました。中学3年生のときには、全国中学校柔道大会で70kg級に出場しましたが、3回戦で敗れました。

高校での飛躍

富士学苑高校に進学すると、柔道への専念が始まります。高校2年で出場したインターハイ78kg級では、3回戦で姿を消しましたが、団体戦で5位になり、チームに貢献しました。全日本ジュニア選手権では3位入賞を果たし、全国高校選手権では無差別級で3位に輝くなど、若手選手としてその名を知られるようになりました。特に、団体戦決勝で埼玉栄高校に勝利し、チームを優勝に導いたことは大きな成果として記憶されています。

彼女は高校3年生になると、金鷲旗決勝で一本勝ちを収めるなど、着実に実力を伸ばしました。インターハイでは、個人戦78kg超級で準優勝するも、団体戦では見事な成績を残し、埼玉栄高校以来の女子高校団体3冠を達成しました。このとき、個人戦でも優勝し、二冠を成し遂げています。

全日本ジュニアと国際舞台への挑戦

高校卒業後、2020年に早稲田大学に進学。そして大学2年の際、全日本ジュニア選手権で再び優勝を飾ります。特に注目されたのは、3年生の時に出場した世界ジュニア選手権でのパフォーマンスです。前回王者のドイツ選手を破り、決勝でもブラジル選手を下して優勝するという偉業を成し遂げました。全ての試合を一本勝ちで進めたことは、彼女の成長を象徴する瞬間でした。

最近の活動と現状

2023年度は体重別選手権で初戦を惜しくも外しましたが、彼女の未来に期待が寄せられています。IJF世界ランキングでも700ポイントを獲得し、39位に位置しています。彼女の今後の活躍に注目が集まる中、日本の柔道界でも非常に重要な選手となっています。

まとめ

黒田亜紀選手は、数々の成果を伸ばしてきた若手柔道選手です。彼女の積極的な挑戦と人々を引きつける魅力から、まだ今後の活躍を期待せずにはいられません。これからの柔道界を担う存在として、さらに成長していくことでしょう。

もう一度検索