黒田祐

黒田祐：富山バスケ界のパイオニア

黒田祐（くろだ たすく）は、1977年4月19日生まれ、富山県中新川郡上市町出身の元プロバスケットボール選手であり、現在は富山グラウジーズの社長、そしてNPO法人「GROUSES.NET」の理事長として活躍しています。

プロ入りまで

黒田は、富山商業高校でインターハイに3年連続出場を果たし、その才能を開花させました。進学した信州大学では、2000年の国体にも出場。大学時代には、長野オリンピックスピードスケート日本代表コーチを務めた結城匡啓講師（現教授）のゼミに参加し、NPO法人に関心を抱くなど、バスケットボール以外の分野にも視野を広げていました。

富山グラウジーズでの活躍

大学卒業後、黒田は故郷に戻り、砺波市の酒造会社に勤務する傍ら、富山グラウジーズに入団。選手として活動しながら、バスケットボール教室を開き、地域への貢献も積極的に行いました。2005年には、これらの活動が認められ、NPO法人「GROUSES.NET」として認定されました。選手としては、主将も務め、オールジャパンにも出場するなど、チームの中心選手として活躍しました。

2006年、グラウジーズがbjリーグに参入すると同時にプロ契約を結び、プロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートさせました。しかし、2007年に現役を引退。

引退後

引退後は、フロント入りし、2008年にゼネラルマネージャーに就任。そして、2009年には社長に就任し、経営者としてチームを率いることになりました。

現在の活動

現在は、富山グラウジーズの社長としてチームを牽引する傍ら、NPO法人「GROUSES.NET」の理事長として、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。バスケットボールを通じた青少年の育成や、地域活性化など、多岐にわたる活動を展開しています。

黒田祐は、選手としてだけでなく、指導者、経営者としても、富山県のバスケットボール界に多大な貢献をしており、その功績は計り知れません。彼の情熱とリーダーシップは、これからも富山グラウジーズ、そして富山県のバスケットボール界を大きく発展させていくことでしょう。

経歴

上市町立上市中学校
富山商業高校
信州大学
富山グラウジーズ

関連項目

日本のバスケットボール選手一覧
富山県出身の人物一覧

外部リンク

* バスケットマンTASUKUブログ|Grouses.net

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