-真天地開闢集団-ジグザグ

-真天地開闢集団-ジグザグ：ヴィジュアル系バンドの進化と独自の世界観

• -真天地開闢集団-ジグザグは、GIZA studio傘下のCRIMZONに所属する日本のヴィジュアル系バンドです。命(ボーカル)、龍矢(ベース)、影丸(ドラムス)の3名で構成され、独自のコンセプトと進化を遂げてきた活動が注目を集めています。

コンセプトと活動

バンドのコンセプトは「愚かな者に救いの手を差し伸べる」こと。2015年6月14日のホームページ開設を皮切りに、Twitterや公式サイトでの情報発信、音源リリース、ライブ活動を開始しました。公式サイトには2016年1月31日からの本格始動が記載されています。

彼らのライブは「禊（みそぎ）」と呼ばれ、参加するファンは「参拝者」と呼ばれます。 活動は時代区分で表現されており、「氷河期」「原始時代」「旧石器時代」「飛鳥時代」「戦国時代」といったユニークなネーミングが用いられています。それぞれの時代で、音楽性やパフォーマンス、そしてバンドのビジュアルにも変化が見られます。

初期の活動は、メンバーの映像をほとんど公開せず、ライブの様子も秘匿するなど、神秘的な雰囲気に包まれていました。ビジュアル系シーンにおける様々な風刺を織り交ぜた表現は、彼らの独自性を際立たせています。時代が進むにつれて、サークルモッシュや振り付けを取り入れるなど、観客参加型のライブへと進化を遂げました。しかし、初期の風刺的な要素も一部残しつつ、より幅広い層への訴求も意識した活動が見られるようになります。

2019年1月25日の蒼梓(元メンバー、ベース)脱退以降は、初期のコンセプトから離れ、よりエンターテイメント性を重視した方向へシフト。メンバーの個性を前面に出した活動や、テレビ出演、SNSの活用などを通じて、親しみやすさを強調するようになりました。

メンバー

現メンバー

命 -mikoto- (ボーカル): 「破壊の祈祷師」を自称。作詞作曲、MV制作など、バンド活動のほとんどを担っています。「自称0歳」という設定で、ライブでは演出として倒れるパフォーマンスが見られます。サンリオキャラクター好きを公言するなど、意外な一面も持ち合わせています。
龍矢 -ryuya- (ベース): 「鳴弦の陰陽師」を名乗る。蒼梓脱退まではギターを担当していました。中性的なルックスが特徴です。
影丸 -kagemaru- (ドラムス): 「禁忌の大忍」を名乗る。感情を失っているという設定で、おまじないによって話すことができるという設定です。

元メンバー

刄 -じん- (ギター)
* 蒼梓 -あおし- (ベース)

サポートメンバー

数々のサポートメンバーが彼らの活動を支えています。これらサポートメンバーの多くは、他のバンドで活動する実力派ミュージシャンです。

ディスコグラフィー

• -真天地開闢集団-ジグザグは、シングル、アルバム、配信音源など、数多くの作品を発表しています。厳選音源集『はじめてのじぐざぐ』、最新音源集『慈愚挫愚 参 -夢幻-』などは特に高い評価を得ています。2022年には、武道館公演を開催するなど、彼らの活動規模は拡大を続けています。

ライブ活動

「禊」と呼ばれる彼らのライブは、独特の世界観とパフォーマンスで知られています。2022年にはサンリオピューロランドでの公演も開催されました。会場限定音源や無料配布音源なども存在し、コレクター心をくすぐる要素も満載です。

まとめ

• -真天地開闢集団-ジグザグは、独自のコンセプトと進化を遂げながら、音楽シーンに独自の地位を築き上げてきました。彼らの活動は、今後も多くのファンを魅了し続けるでしょう。彼ら独自の進化と、独特の世界観は必見です。

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