-Dreaming Girl- 恋、はじめまして

-Dreaming Girl- 恋、はじめまして

「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」は、岡田有希子の3枚目のシングルで、1984年9月21日にキャニオン・レコードから発売されました。この楽曲は、作詞・作曲を竹内まりやが手掛けた「学園三部作」の最後を飾る作品です。

曲の背景とテーマ

この三部作は、岡田のデビュー曲「ファースト・デイト」から始まり、同級生との偶然の出会いを描いたものです。続く「リトル プリンセス」では、遊園地での恋人とのデートの様子が描かれます。そして最終作となる「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」では、恋人と会えずにいる状況の中で、少女が“素敵なレディ”に成長していく姿を歌っています。この曲は、まるでファンの男子と愛を深め合うような感覚を持った、心躍る作品です。

オリコンチャートでの成功

「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」は、1984年10月8日のオリコンチャートで第7位にランクインし、岡田にとっての初のトップ10入りを果たしました。また、同年10月18日に放送された『ザ・ベストテン』に初めて登場し、彼女の名声を一段と高めることとなりました。

この曲により岡田は音楽界での地位を確立し、第17回新宿音楽祭金賞や第15回日本歌謡大賞優秀放送音楽新人賞、第26回日本レコード大賞最優秀新人賞、FNS歌謡祭'84最優秀新人賞など、多くの賞を受賞しました。

カバーとリメイク

さらに、2019年9月4日には竹内まりやのベストアルバム『Turntable』において、竹内自身によるセルフカバーが収録されることとなりました。このセルフカバーでは、曲のタイトルが「Dreaming Girl」の部分が省かれ、「恋、はじめまして」となっています。アレンジはオリジナルにほぼ忠実であることも特徴です。

ファンの呼び名

ファンの間では、この楽曲は「恋はじ」と略されて親しまれています。このように、岡田有希子の名曲は多くの人々に愛され続けており、いまだに語り継がれる存在感を放っています。

収録曲

1. -Dreaming Girl- 恋、はじめまして
作詞・作曲: 竹内まりや、編曲: 萩田光雄
江崎グリコ「グリコ・セシルチョコレート」CMソング
2. 気まぐれTeenage Love
作詞・作曲: 竹内まりや、編曲: 萩田光雄

エピソード

「ザ・ベストテン」に岡田が初めて出演した際、記念としてサインを書くことが決まっていましたが、彼女はそのサインに自分の顔のイラストを添えるという遊び心を見せていました。このように、岡田有希子は、ただのアイドルに留まらず、様々な形でファンと繋がる努力を惜しまないアーティストでした。彼女の音楽は、今でも多くの人々に影響を与え続けています。

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