100GO!回の確信犯/狐火

郷ひろみ、106作目のシングル「100GO!回の確信犯/狐火」



2021年8月4日、歌謡界の貴公子・郷ひろみから、待望のニューシングル「100GO!回の確信犯/狐火」がリリースされました。このシングルは、2022年に控えていたデビュー50周年イヤーへのカウントダウンを象徴するかのような、力強い一作となっています。

ダブルA面、対照的な魅力



今作は、ダブルA面シングルという構成をとっています。まず「100GO!回の確信犯」は、人気クリエイターSASUKEが作曲を手掛けた楽曲です。SASUKEの持つ独特のサウンドセンスと、郷ひろみの持ち前の歌唱力が融合し、聴く者の心を掴む、アップテンポで魅力溢れる一曲に仕上がっています。郷ひろみの持ち味である、エネルギッシュでダンサブルな側面が際立つ、まさに50周年イヤーを予感させるような楽曲と言えるでしょう。

一方の「狐火」は、世界的作曲家バート・バカラックが2020年に発表したバラードナンバーの日本語カバーです。オリジナルの持つ繊細で美しいメロディーラインはそのままに、いきものがかりの川谷絵音が書き下ろした日本語詞が、楽曲に新たな深みを与えています。郷ひろみは、これまで数々の名曲を歌い上げてきましたが、「狐火」においても、その圧倒的な表現力で、切なくも美しい世界観を見事に表現しています。

この2曲は、まるで表裏一体のように、郷ひろみの異なる魅力を余すことなく示す、聴き応えのある組み合わせとなっています。アップテンポなダンスナンバーと、しっとりとしたバラード。この対比が、聴く者に多様な感動を与えてくれるでしょう。

パッケージとチャート成績



「100GO!回の確信犯/狐火」は、初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売されました。初回生産限定盤には、「100GO!回の確信犯」のミュージックビデオと、そのメイキング映像を収録したDVDが付属。ジャケット写真も異なる通常盤も同時リリースされ、コレクター心をくすぐる仕様となっています。

オリコンチャートでは、最高位14位を記録。これは、郷ひろみのキャリアにおいても、決して低くない順位であり、彼の変わらぬ人気を証明する結果となりました。

まとめ



「100GO!回の確信犯/狐火」は、郷ひろみ節全開の、聴き応え十分なシングルです。SASUKEによる力強い楽曲と、バート・バカラックの名曲の日本語カバーという、豪華なラインナップは、ファンのみならず、幅広い音楽リスナーを魅了するでしょう。デビュー50周年イヤーへの期待感も高まる、まさに記念碑的な一作と言えるのではないでしょうか。50周年イヤーを目前に控え、さらなる活躍が期待される郷ひろみの、今後の活動にも注目です。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。