10th Anniversary Songs〜Tribute to COIL〜

『10th Anniversary Songs〜Tribute to COIL〜』は、2008年10月22日にrhythm zoneからリリースされた、福耳によるCOILのトリビュートアルバムです。

このアルバムは、COILのデビュー10周年を記念して制作され、福耳のメンバーをはじめ、COILと親交の深い豪華アーティストたちが参加しています。それぞれのアーティストがCOILの名曲を独自の解釈でカバーしており、原曲とは異なる新たな魅力を引き出しています。

収録曲は以下の通りです。

DANCE BABY DANCE / 福耳
福耳の5thシングルとしてリリースされた楽曲のカバー。オリジナルとは異なるアレンジが施され、新たな魅力を放っています。
Loveless / スガ シカオ
COILの10thシングルをスガシカオがカバー。スガのコンピレーションアルバム『SugarlessII』にも収録されました。原曲の持つ切ない雰囲気をスガならではの表現力で歌い上げています。
キリギリス / 長澤知之
COILの4thシングル『BIRDS』のカップリング曲を長澤知之がカバー。アコースティックギターを基調とした繊細なアレンジが施されています。
これでいいのだ/それでいいのか? / 山崎まさよし
COILの1stシングル『天才ヴァガボンド』のカップリング曲を山崎まさよしがカバー。山崎が全ての楽器を演奏し、原曲の持つ独特な世界観を見事に表現しています。
ラーメン'95 / 秦基博+大橋卓弥（from スキマスイッチ）
COILの4thシングル『BIRDS』のカップリング曲を秦基博と大橋卓弥（スキマスイッチ）がカバー。秦の優しい歌声と大橋のコーラスワークが心地よい一曲です。
アホアホベイビー / 杏子+元ちとせ
COILのベストアルバム『ALL ERASE OK?』のボーナストラックを杏子と元ちとせがカバー。二人のパワフルなボーカルが楽曲を盛り上げます。
夏はこれからだ! （Extended Ver.） / 福耳
福耳の5thシングルをExtended Versionとして収録。シングル版よりも前奏が長くなっており、より一層楽曲の世界観に浸ることができます。
みずうみ / COIL+葉葉
COILの4thアルバム『0・10』収録曲をCOILと葉葉がコラボレーション。葉葉の透明感のあるボーカルが楽曲の魅力を引き立てています。
バナナ日和 / MICRON' STUFF
COILの3rdアルバム『AUTO REVERSE』収録曲をMICRON' STUFFがカバー。独特のグルーヴ感とラップが加わり、新たな魅力を放っています。
ハレルヤ / 元ちとせ+常田真太郎（from スキマスイッチ）
COILの4thアルバム『0・10』収録曲を元ちとせと常田真太郎（スキマスイッチ）がカバー。常田の演奏と元ちとせの力強い歌声が楽曲の壮大さを引き立てています。
カウンセリング&メンテナンス(Copy & Paste Ver.) / COIL+福耳 All Stars
COILの6thシングルをCOILと福耳オールスターズがコラボレーション。COILの演奏と福耳メンバーによるパフォーマンスが楽しめる一曲です。Copy PartはCOILが、Paste Partは福耳のメンバーが担当しています。
64 / 大橋卓弥（from スキマスイッチ）+秦基博
COILの1stシングル『天才ヴァガボンド』のカップリング曲を大橋卓弥（スキマスイッチ）と秦基博がカバー。二人のハーモニーが美しい、聴き応えのある一曲です。

このアルバムには、COILのメンバーである岡本定義と佐藤洋介も参加しており、トリビュートアルバムでありながら、COILの音楽をより深く知ることができる内容となっています。参加ミュージシャンも豪華で、森俊之、ヤマサキテツヤ、杉本優など、数々の名曲を生み出してきたミュージシャンたちが、このアルバムに彩りを加えています。

各楽曲のアレンジや演奏には、参加アーティストたちの個性が光り、COILの楽曲が新たな形で生まれ変わっているのが特徴です。オリジナルとはまた違った魅力を発見できる、聴きごたえのある一枚となっています。

また、このアルバムにはCOIL自身による楽曲も収録されており、トリビュートアルバムでありながら、COILの音楽の歴史を辿ることもできる、ファン必携のアイテムと言えるでしょう。

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