1784年の相撲

1784年の相撲

1784年の相撲界は、江戸、名古屋、大坂、京都といった各地で興行が盛んに行われました。それぞれの場所での興行内容について詳しく見ていきましょう。

各地の興行

3月場所（江戸相撲）

場所：本所回向院
日程：4月23日（旧暦3月4日）より、晴天10日間

江戸相撲は、本所回向院を舞台に、春の訪れとともに開催されました。10日間の興行は多くの人々を魅了しました。

7月場所（名古屋相撲）

7月には名古屋で相撲興行が行われました。詳細な日程や場所についての記述は、本資料にはありません。

8月場所（大坂相撲）

場所：難波新地
日程：9月23日（旧暦8月9日）より興行

大坂相撲は、難波新地にて開催されました。旧暦8月9日から興行が始まり、こちらも盛況だったと考えられます。

10月場所（京都相撲）

日程：11月29日（旧暦10月17日）より興行

京都では、旧暦10月17日から興行が開始されました。秋の深まりとともに、京都の地で相撲が楽しまれました。

11月場所（江戸相撲）

場所：本所回向院
日程：12月26日（旧暦11月15日）より、晴天10日間

再び江戸に戻り、本所回向院で11月場所が開催されました。年末に近い時期の開催であり、10日間の興行で1784年の相撲興行は幕を閉じました。

まとめ

1784年は、江戸、名古屋、大坂、京都の各地で相撲興行が盛んに行われた年でした。特に江戸では、本所回向院で2度の興行が行われ、相撲人気の高さがうかがえます。各場所の日程を見ると、旧暦に基づいて開催されており、当時の暦と相撲文化の結びつきを感じることができます。

参考文献

酒井忠正『日本相撲史 上巻』ベースボール・マガジン社、1956年6月1日。

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