1807年の相撲

1807年の相撲界

1807年（文化4年）の相撲界における主な出来事をまとめたものです。この年は、江戸相撲と大坂相撲でそれぞれ興行が開催され、力士たちの熱戦が繰り広げられました。

興行

2月場所（江戸相撲）

興行場所：朝倉御蔵前八幡宮社内
日程：3月23日（旧暦2月15日）より、晴天10日間

この場所は、江戸の朝倉御蔵前八幡宮社内で行われました。旧暦2月15日から10日間、天候に恵まれた中で興行が開催されたことが記録されています。

7月場所（大坂相撲）

興行場所：難波新地

大坂では、難波新地で7月場所に興行が行われました。詳しい日程は不明ですが、この時期に大坂相撲が盛り上がりを見せていたことが伺えます。

11月場所（江戸相撲）

興行場所：本所回向院
日程：12月10日（旧暦11月12日）より、晴天10日間

江戸では、11月場所に本所回向院で興行が開催されました。12月10日（旧暦11月12日）から10日間、晴天に恵まれ、多くの観客が訪れたことでしょう。

まとめ

1807年は、江戸と大坂でそれぞれ特徴的な興行が開催された年でした。江戸では朝倉御蔵前八幡宮と本所回向院、大坂では難波新地が興行場所として使われ、それぞれの地域で相撲が盛んに行われていたことがわかります。これらの場所は、当時の相撲文化を語る上で重要な場所と言えるでしょう。

参考文献

酒井忠正『日本相撲史 上巻』ベースボール・マガジン社、1956年6月1日。

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