1838年の相撲

1838年の相撲界

1838年（天保9年）の相撲界における主な出来事をまとめたものです。この年は、江戸、大坂、名古屋の各地で相撲興行が開催されました。それぞれの場所の様子や、特徴について詳しく見ていきましょう。

各地の相撲興行

2月場所（江戸相撲）

興行場所：本所回向院
日程：2月28日（旧暦2月5日）より10日間（晴天時）
特記事項：6日目で打ち切り

この場所は、江戸の本所回向院で行われました。しかし、10日間の興行予定だったにもかかわらず、6日目で打ち切りとなってしまいました。打ち切りの理由については、詳細な記録が残っていないため不明です。

6月場所（大坂相撲）

興行場所：難波新地
日程：7月30日（旧暦6月10日）より興行

大坂では、難波新地で相撲興行が行われました。詳細な日程や興行内容については、記録が残っていません。

8月場所（名古屋相撲）

名古屋でも相撲興行が行われました。しかし、具体的な場所や日程などの詳細については、記録が残っていません。

10月場所（江戸相撲）

興行場所：本所回向院
日程：12月6日（旧暦10月20日）より10日間（晴天時）

江戸では、10月にも本所回向院で相撲興行が行われました。この場所は、天候に恵まれれば10日間開催される予定でしたが、天候によっては短縮された可能性もあります。

まとめ

1838年の相撲界は、江戸、大坂、名古屋の各地で興行が開催された年でした。しかし、記録が残っているものとそうでないものがあり、詳細が不明な部分も多く残されています。

この年は、江戸相撲では2度の興行が行われ、大坂、名古屋でもそれぞれ興行が行われました。特に江戸では、2月場所が途中で打ち切りになったという出来事がありました。これらの記録から、当時の相撲界の状況や、興行の実態を垣間見ることができます。

参考文献

酒井忠正『日本相撲史 上巻』ベースボール・マガジン社、1956年6月1日。

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