1948年ロンドンオリンピックの
サッカー競技は、1948年
7月26日に開幕し、
8月13日に決勝戦が行われました。金メダルを獲得したのは
スウェーデンでした。
概要
第二次世界大戦の影響により、
1940年と
1944年の大会が中止されたため、オリンピックにおける
サッカー競技の開催も
1936年ベルリンオリンピック以来12年ぶりの開催となりました。開催国がイギリスということもあり、久しぶりにイギリス代表が組織され、大会に登場しました。この時代は東西
冷戦構造の端緒にあたり、以降
オリンピックのサッカー競技にもその影響を及ぼすことになります。東西の対立構造の観点から言及すれば、この大会で優勝した
スウェーデンが最後の西側のアマチュアチームとなりました。
大会方式
参加国は18ヶ国となり、この数でトーナメントを行うために、ルクセンブルクとアフガニスタン、オランダとアイルランドで予選を行い、この勝者2チームと残り14チームの合わせて16ヶ国で、1回戦を行いました。
参加国
参加国は以下の18ヶ国です。
アフガニスタン
オーストリア
中華民国
デンマーク
エジプト
フランス
イギリス
アイルランド
インド
イタリア
韓国
ルクセンブルク
メキシコ
オランダ
スウェーデン
トルコ
アメリカ合衆国
ユーゴスラビア
試合結果
詳細は割愛しますが、予選、1回戦、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が行われました。
最終結果
スウェーデンが金メダルを獲得し、ユーゴスラビアが銀メダル、デンマークが銅メダルを獲得しました。
各国メダル数
金メダル:
スウェーデン
銀メダル: ユーゴスラビア
銅メダル: デンマーク
関連項目
1948年のスポーツ
外部リンク
*
FIFAによる1948年大会の記録