1952年ヘルシンキオリンピックの水球競技

1952年ヘルシンキオリンピック 水球競技

1952年ヘルシンキオリンピックにおける水球競技は、1952年7月25日から8月2日にかけて開催され、男子種目のみが実施されました。21カ国が参加し、熱戦が繰り広げられました。

競技概要

この大会では、独特な試合形式が採用されました。まず、参加国は1対1の予備戦を行い、勝利した10チームが予選リーグへと進出します。敗れた10チームは敗者復活戦に回り、ここでの勝利チームが予選リーグへの切符を手にします。アルゼンチンはシードとして、予選リーグからの参加となりました。

予選リーグでは、予備戦を勝ち抜いた15チームとシードのアルゼンチンを加えた計16チームが、4チームずつ4つのグループに分かれて総当たり戦を行います。各グループ上位2チーム、合計8チームが準決勝へと進みます。準決勝ではE組とF組に分かれて再び総当たり戦を行い、各組上位2チームが決勝ラウンドへ、下位2チームが5-8位決定戦へと進みます。

決勝ラウンドおよび5-8位決定戦でも、総当たり戦を行い、最終的な順位を決定します。特筆すべき点として、上位進出の際に一度対戦したチーム同士が同じ組になった場合、再戦は行われず、予選リーグや準決勝での対戦結果がそのまま反映されるというルールがありました。

競技結果の詳細

以下に、競技結果の詳細を示します。

予備戦

実施日: 7月25日
勝利チームは予選リーグへ進出、敗退チームは敗者復活戦へ。

敗者復活戦

実施日: 7月26日
勝利チームは予選リーグへ進出。

予選リーグ

A組: 上位2チームが準決勝E組へ進出。
B組: 上位2チームが準決勝F組へ進出。
C組: 上位2チームが準決勝F組へ進出。
D組: 上位2チームが準決勝E組へ進出。

準決勝

E組: 上位2チームが決勝ラウンドへ、下位2チームは5-8位決定戦へ進出。
F組: 上位2チームが決勝ラウンドへ、下位2チームは5-8位決定戦へ進出。

5-8位決定戦

決勝ラウンド

最終順位

各国メダル数

(詳細な順位、スコア、メダル数については、公式記録をご参照ください)

参考資料

日本水泳連盟
1952年ヘルシンキオリンピックの水球競技 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
1952年ヘルシンキオリンピックの水球競技 - Olympedia（英語）
1952ヘルシンキ公式資料 (PDF)

もう一度検索