1969年の台風

1969年の台風の記録

1969年に太平洋北西部で発生した熱帯低気圧、いわゆる台風のデータです。この年は、台風の発生数が19個と、1951年の統計開始以降で当時最少の記録となりました。この記録は、現在でも2010年、1998年、2023年に次いで3番目に少ない記録となっています。

特徴

この年の台風は、東シナ海方面へ向かうものが多く、日本に上陸した台風は7号と9号の2つにとどまりました。

台風の発生数

1969年の台風発生数は19個です。

日本への接近数

日本へ上陸した台風は2個です。

月別の台風発生数

各月の台風発生数については、以下の通りです。

1月：1個
2月：1個
3月：1個
4月：1個
5月：1個
6月：1個
7月：1個
8月：1個
9月：1個
10月：1個
11月：1個
12月：1個

各熱帯低気圧の活動時期

以下に、各台風の活動時期を示します。

台風1号（フィリス）：196901
台風2号（リタ）：196902
台風3号（スーザン）：196903
台風4号（テス）：196904
台風5号（ヴィオラ）：196905
台風6号（ウィニー）：196906
台風7号（アリス）：196907
台風8号（ベティ）：196908
台風9号（コラ）：196909
台風10号（ドリス）：196910
台風11号（エルシー）：196911
台風12号（フロッシー）：196912
台風13号（グレイス）：196913
台風14号（ヘレン）：196914
台風15号（アイダ）：196915
台風16号（ジューン）：196916
台風17号（キャシー）：196917
台風18号（ローナ）：196918
台風19号（マリー）：196919

日本に上陸した台風

台風7号（アリス）

8月4日、中心気圧985hPaの状態で近畿地方・和歌山県付近に上陸しました。

台風9号（コラ）

8月22日、中心気圧960hPa程で鹿児島県に上陸しました。
その後、高知県、徳島県、8月23日には和歌山県、愛知県にそれぞれ再上陸しました。
* 同日21時に岩手県付近で温帯低気圧に変わりました。

まとめ

1969年の台風は、発生数が少なく、日本への上陸も2つと少なかった年でした。東シナ海方面へ進むものが多かった点が特徴的です。しかし、上陸した台風は日本各地に影響を与え、特に台風9号は複数回上陸するなど、その影響は大きかったといえます。

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