1973年のABAプレーオフ

1973年のABAプレーオフ

1973年のABAプレーオフは、アメリカン・バスケットボール・アソシエーション (ABA) の1972-1973シーズン後に行われたポストシーズントーナメントです。ABAファイナルでは、西地区を制したインディアナ・ペイサーズが、東地区優勝のケンタッキー・カーネルズを4勝3敗で下し、見事優勝を果たしました。

大会概要

この年のプレーオフでは、レギュラーシーズンで好成績を収めた3チームが優勝を逃すという波乱がありました。カロライナ・クーガーズは57勝27敗（勝率.679）でリーグトップの成績でしたが、東地区ではケンタッキー・カーネルズ（56勝28敗 勝率.667）にわずか1ゲーム差で及ばず。ユタ・スターズは55勝29敗（勝率.655）で西地区を制したものの、レギュラーシーズン51勝33敗（勝率.607）でリーグ優勝を果たしたインディアナ・ペイサーズには4ゲーム差をつけられていました。

ペイサーズは本大会でABA史上初の3度目の優勝を飾ったチームとなりました。

カーネルズは、ABAチャンピオンシップシリーズで2度敗れた最初のチームとなりました。また、カーネルズがABAファイナルでシリーズ4勝3敗で敗れたのは、1971年のABAプレーオフのユタ・スターズ戦以来、2度目の出来事でした。

1973年のABAファイナルから2年後の1975年のABAプレーオフ決勝で、カーネルズとペイサーズは再び対戦し、カーネルズがチャンピオンシップシリーズで雪辱を果たし優勝しました。

1973年のABAプレーオフの最優秀選手 (MVP) には、インディアナ・ペイサーズのジョージ・マクギニスが選ばれました。

まとめ

1973年のABAプレーオフは、インディアナ・ペイサーズが強豪を打ち破り、3度目の優勝を飾った大会として記憶されています。ジョージ・マクギニスの活躍や、カーネルズとのライバル関係など、多くのドラマが生まれた大会でもありました。

脚注

RememberTheABA.com page on 1973 ABA playoffs
Basketball-Reference.com's 1973 ABA Playoffs page

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