1991年ノルディックスキー世界選手権

1991年ノルディックスキー世界選手権大会：統一ドイツ初の祭典

1991年2月7日から17日の11日間、イタリアのヴァル・ディ・フィエンメは、ノルディックスキー世界選手権大会の舞台となりました。この大会は、東西ドイツ統一後、初めて開催された世界選手権として、歴史的な意義を持つものでした。

大会の概要

大会では、クロスカントリースキー10種目、ノルディック複合2種目、スキージャンプ3種目、合計15種目が実施されました。注目すべき点として、女子5km種目が1987年大会以来、2大会ぶりに復活し、男子10km種目が新たに採用されました。

各競技の結果

以下に、各競技の日程と概要を示します。日本代表選手の記録については、全日本スキー連盟の情報に基づいています。

クロスカントリースキー

男子30km（クラシカル走法）：2月7日
男子15km（フリー走法）：2月9日
男子10km（クラシカル走法）：2月11日
男子リレー：2月15日
男子50km（フリー走法）：2月17日
女子15km（クラシカル走法）：2月8日
女子10km（フリー走法）：2月10日
女子5km（クラシカル走法）：2月12日
女子4x5kmリレー：2月15日
女子30km（フリー走法）：2月16日
この種目で優勝したエレーナ・ワロワ選手は、ソビエト連邦の選手として最後の金メダリストとなりました。

ノルディック複合

個人（ノーマルヒルK90/15km）：2月7日　Trampolino Dal Ben K 90にて実施
団体（ノーマルヒルK90/3×10km）：2月8日　Trampolino Dal Ben K 90にて実施

スキージャンプ

個人ノーマルヒルK90：2月16日　Trampolino Dal Ben K 90にて実施
個人ラージヒルK120：2月10日　Trampolino Dal Ben K 120にて実施
団体ラージヒルK120：2月14日　Trampolino Dal Ben K 120にて実施
* 各チーム上位3名の記録を採用し、2本のうち6本の合計で順位を決定。

大会を終えて

1991年ノルディックスキー世界選手権は、統一ドイツにとって新たな時代の幕開けを象徴する大会となりました。各国の選手たちが繰り広げた熱戦は、多くの人々の記憶に刻まれ、ノルディックスポーツの発展に大きく貢献しました。




FIS公式記録
FIS 1991 Cross country results
FIS 1991 Nordic combined results
FIS 1991 Ski jumping results
Sport 123 results - cross country skiing
Sport 123 results - nordic combined
Sport 123 results - ski jumping

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