20世紀 (お笑いコンビ)

20世紀: 吉本興業所属のお笑いコンビ

「20世紀」とは、吉本興業の大阪本社に所属するお笑いコンビで、2013年に結成されました。メンバーはしげ（重本 卓也）と木本 悠斗の2人で、共に山口県出身の31歳です。このコンビ名は、木本の好きな「20世紀少年」という作品に由来しています。

メンバー紹介

しげ（しげもと たくや）

しげは、コンビのツッコミ担当で、1994年1月31日生まれの31歳です。山口県美祢市出身で、山口県立厚狭高等学校を卒業しました。身長173cm、体重100kgの体格を持ち、A型の血液型です。趣味としてアニメや漫画を楽しみ、特にあだち充の作品を愛しています。また、ゲームも好んでいて「テイルズ」や「ポケモン」シリーズに夢中です。特技には、長いギャグや豊かな感情表現があり、特に怒られた顔の表情が印象的です。

かつては「重本フェスティバル」という名前で活動していた時期もありましたが、コンビに戻る際には本名に戻しています。彼のキャリアの一環として、ロックンロールブラザーズ時代にはツッコミ担当に転向しましたが、それ以前はボケ担当でした。

木本 悠斗（きもと ゆうと）

木本は、ボケ担当で1994年1月5日生まれ、同じく31歳です。彼は山口県山陽小野田市出身で、山口県立小野田高等学校を卒業。身長176cm、体重70kg、O型の性格を持っています。趣味には読書や麻雀、さらには爬虫類の飼育が挙げられ、カエルを飼う姿も見られます。「メダロット」や「20世紀少年」が大好きで、これがコンビ名の由来にもなっています。

トリオ時代には小ボケ担当として活躍し、以前の芸名は「木本ユートピア」でしたが、コンビ活動に戻ると本名に戻っています。彼は、祖父母や両親、同じく教師である兄や叔父を持ち、教育に深い興味を示しています。

来歴

しげと木本は共に地元の同級生であり、高校を卒業後、コントに情熱を注ぐために上京することを決意しました。NSC大阪校の35期生として入学し、最初はトリオ「爆烈ローリン」を結成したものの、短期間で解散。その後、「ガンキン」というコンビを結成し、さらなる仲間を加えトリオ「大熊猫」となりましたが、これもまた短命に終わり、再び「ガンキン」に戻った時にはすでにツッコミ担当のしげに転向した状態でした。

2019年末には新たなスタートを切るため、「ロックンロールブラザーズ」と改名し、再び新たな名前を持って舞台に立つために挑戦しました。新しいコンビ名「20世紀」は、辻皓平（ニッポンの社長）のアイデアを基にして名付けられ、その後の活動に活かされることとなります。

芸風

20世紀の芸風は、コントと漫才の両方に対応しています。特に漫才では、ファンタジーな要素が感じられるコンテンツが多く、木本がさまざまな役になりきってボケを展開し、しげがそれに対して激烈にツッコミを入れるスタイルが特徴です。ロックンロールブラザーズ時代にはコントに重きを置いていたものの、「20世紀」として改名した後は漫才にも力を入れ、M-1グランプリなどの大会でも活躍しています。

受賞歴

20世紀は、M-1グランプリやキングオブコントに挑戦し、徐々にその名を知られるようになりました。特に第11回ytv漫才新人賞では、ROUND1で3位、ROUND3で2位に入賞するなど、若手としての実力を証明しています。

出演

彼らは、テレビ番組やラジオなど多岐にわたって活動し、『ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦』では決勝に進出した実績もあります。また、2025年からはABCラジオの「がっちゃんこ」で金曜パーソナリティを務める予定です。

20世紀は、これからも漫才とコントを通じて多くの人々を楽しませ続けることでしょう。

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