2003年は、日本において市町村の枠組みが大きく変化した年の一つです。いわゆる「平成の大合併」が進む中で、全国各地で多くの自治体が合併し、新しい体制へと移行しました。ここでは、この年に実施された主要な市町村合併について、月ごとの出来事を追って詳述します。
2月
3月
4月
4月は特に多くの合併が実施された月となりました。
5月
- - 5月1日: 岐阜県本巣郡では、穂積町と巣南町が合併し、瑞穂市が誕生、市制を施行しました(新設合併、市制施行)。
6月
7月
- - 7月7日: 新潟県新発田市には、北蒲原郡豊浦町が編入合併されました。
8月
- - 8月20日: 愛知県渥美郡では、田原町と赤羽根町が合併し、田原市が誕生、市制を施行しました(編入合併、市制施行)。
9月
- - 9月1日: 長野県では、更埴市、更級郡上山田町、埴科郡戸倉町の1市2町が合併し、新たに千曲市として発足しました(新設合併)。
11月
12月
- - 12月1日: 三重県員弁郡では、北勢町、員弁町、大安町、藤原町の4町が合併し、いなべ市が誕生、市制を施行しました(新設合併、市制施行)。
これらの合併により、多くの自治体がその姿を変え、新たな歴史を刻み始めました。
2003年は、日本の地方自治にとって、まさに変革の時期であったと言えるでしょう。