2006 ワールド・ベースボール・クラシック オーストラリア代表

2006 ワールド・ベースボール・クラシック オーストラリア代表

2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場した、野球オーストラリア代表チームについて解説します。監督はジョン・ディーブルが務めました。

経緯

アテネ五輪での銀メダル獲得という輝かしい実績から、今大会での活躍も期待されました。しかし、メジャーリーガーを多数擁するドミニカ共和国、ベネズエラといった強豪国との対戦で苦戦を強いられ、残念ながら第1ラウンドで姿を消すこととなりました。

オーストラリア代表は、国外リーグへの選手輸出による強化を図っており、代表メンバーは全員が米球界でのプレー経験を持っていました。そのほとんどが、メジャーリーグ傘下のマイナーリーグに所属する選手、または、かつてマイナーリーグでプレーし、現在は国内のアマチュアリーグで活動している選手で構成されていました。

最終成績

第1ラウンド敗退という結果に終わりました。大会通算成績は0勝3敗でした。

第1ラウンド

POOL D に参加し、0勝3敗で最下位となり、残念ながら敗退となりました。

3月7日：イタリア戦（クラッカー・ジャック・スタジアム / 2時間16分 / 8,099人）
勝：ジェイソン・グリーリ（1勝）　敗：ジョン・スティーブンス（1敗）
本塁打：[イタリア]　マーク・サッコマーノ1号（2ラン、アダム・ブライト）、ビンス・シニッシ1号（2ラン、リッチ・トンプソン）
第1ラウンド突破のためには絶対に負けられない試合でしたが、メジャーリーガーを多く擁するイタリアに力及ばず敗北しました。
3月9日：ベネズエラ戦（クラッカー・ジャック・スタジアム / 2時間45分 / 10,111人）
勝：ケルビム・エスコバー（1勝）　S：フランシスコ・ロドリゲス（1S）　敗：フィル・ブラシントン（1敗）
本塁打：[ベネズエラ]　ラモン・ヘルナンデス1号（ソロ、フィル・ブラシントン）
ベネズエラの強力な投手陣の前に、わずか1安打に抑えられ、完封負けを喫しました。
3月10日：ドミニカ共和国戦（クラッカー・ジャック・スタジアム / 2時間52分 / 12,083人）
勝：ダニエル・カブレラ（1勝）　敗：ダミアン・モス（1敗）
本塁打：なし
強豪ドミニカ共和国を相手に、予想以上の接戦を演じましたが、小刻みな失点を許し、全敗で予選ラウンドを終えることとなりました。

出場メンバー

※出場メンバーは省略します。

関連項目

野球オーストラリア代表
2006 ワールド・ベースボール・クラシック

もう一度検索