2006 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選

2006 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選は、北中米カリブ海サッカー連盟（CONCACAF）に加盟する国々が参加して行われた、2006 FIFAワールドカップの本大会出場権をかけた戦いです。

予選方式

予選は、以下の段階を経て行われました。

1. 1次予選: 参加35チームを、FIFAランキングに基づき、2～3チームずつの12組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦。各組の勝者が2次予選に進出しました。
第1ラウンド: FIFAランキング下位22チームが2チームずつ11組に分かれ、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦。勝利チームが第2ラウンドに進出。
第2ラウンド: 第1ラウンドの勝利チームと、FIFAランキング上位13チーム、計24チームが2チームずつ12組に分かれ、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦。勝利チームが2次予選に進出。
2. 2次予選: 12チームを4チームずつの3組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式による2順の総当たりリーグ戦を実施。各組上位2チーム、計6チームが最終予選に進出しました。
3. 最終予選: 6チームによるホーム・アンド・アウェー方式の2順総当たりリーグ戦を実施。上位3チームが本大会への出場権を獲得し、4位のチームはAFC-CONCACAF大陸間プレーオフに出場しました。

1次予選 詳細

1次予選では、いくつかの試合が特別な状況下で行われました。

(1) 一部の試合は、アメリカ合衆国で2試合とも実施されました。
(2) ドミニカ国のホームゲームはバハマで実施されました。
(3) アンギラのホームゲームはドミニカ共和国で実施されました。

2次予選 詳細

(4) ハイチのホームゲームはアメリカ合衆国で実施されました。
(5) ベリーズのホームゲームはカナダで実施されました。
(6) ドミニカ国のホームゲームはアメリカ合衆国で実施されました。

2次予選 グループ分け

グループ1
グループ2
グループ3

最終予選 結果

最終予選の結果、以下のチームが2006 FIFAワールドカップ本大会への出場権を獲得しました。

アメリカ合衆国
メキシコ
コスタリカ

また、トリニダード・トバゴが大陸間プレーオフに進出しました。

この予選を通じて、北中米カリブ海地域のサッカーのレベルの高さが示されるとともに、様々なドラマが生まれました。特に、トリニダード・トバゴがプレーオフに進出し、最終的にワールドカップ出場を決めたことは、カリブ海地域のサッカー史に残る快挙として記憶されています。

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