2007年北海道議会議員選挙

2007年北海道議会議員選挙

2007年北海道議会議員選挙は、北海道議会を構成する議員を選出するために行われた選挙で、第16回統一地方選挙前半戦の投票日である2007年4月8日に投票が行われました。

概要

この選挙は、道議会議員の4年の任期満了に伴い実施されました。北海道議会議員選挙は、第1回選挙（1947年）以来、一貫して統一地方選挙の日程で実施されており、北海道知事選挙と同時に行われます。

北海道は、日本社会党とその流れをくむ民主党の勢力が強い地域であり、過去の道議会議員選挙でも自由民主党（自民党）と互角の争いを続けてきました。今回の選挙では、定数106議席に対し149名が立候補し、11選挙区（19名）が無投票当選となりました。残る37選挙区では130名が87議席を争う構図となりました。

基礎データ

告示日：2007年3月30日
投票日：2007年4月8日
定数：106議席（前回より4議席減）
選挙区：48選挙区（区割り変更で前回より2選挙区減）
無投票選挙区：11選挙区
4人区：十勝管内
3人区：帯広市
2人区：北見市、江別市、釧路管内
1人区：留萌市、美唄市、千歳市、恵庭市、網走市、留萌管内
候補者：149名

選挙当日の有権者数は3,787,997名で、内訳は男性が1,764,272名、女性が2,023,725名でした。

選挙結果

投票率は64.45％（投票者数2,441,928名）で、前回比マイナス2.16％でした。

無投票となった選挙区を除く37選挙区での選挙の結果、自民党は推薦候補も含めて49名が当選し、第1党を維持しました。しかし、議長経験者のベテラン議員が相次いで落選するなど、改選前より5議席を減らしました。一方、民主党は推薦候補を含めて42名が当選し、改選前を7議席上回る躍進を見せました。

その他の政党では、公明党が札幌市東区で新人候補が当選するなど、前回選挙を1名上回る7名が当選しました。共産党は東区の新人候補が当選したものの、函館市の現職が落選するなど、2名の当選に留まり、改選前の4議席から半減しました。

参考文献

選挙関係資料（北海道選挙管理委員会）
北海道新聞『縮刷版』2007年3月号（北海道新聞社）
北海道新聞『縮刷版』2007年4月号（北海道新聞社）

関連項目

2007年北海道知事選挙 - 北海道議会議員選挙と同時に実施。
* 2007年札幌市長選挙 - 北海道知事選挙及び道議会議員選挙と同時に実施。

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