2008年のバレーボール

2008年 バレーボール界の動向

2008年（平成20年）は、バレーボール界にとって様々な出来事があった一年でした。国内外の主要大会での熱戦、ルール改正、そして悲しい別れなど、その軌跡を辿ります。

主要な出来事

ルール改正の動き: 翌年度からのFIVBルール改定案がまとまり、ネットタッチやパッシングザセンターラインの緩和、1チームの登録人数を14名まで、リベロは2名まで登録可能となりました。

天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会: 男子はJTサンダーズ、女子は東レ・アローズがそれぞれ初優勝を飾りました。

外国人選手枠の新ルール: 国際バレーボール連盟が各国リーグのバレーボールクラブにおける外国人選手枠の新ルールを発表し、国際的な選手の移動に影響を与えました。

欧州チャンピオンズリーグ: 男子でロシアのディナモ・カザン、女子でイタリアのコルッシ・ペルージャがそれぞれ優勝しました。

Vプレミアリーグ: 男子決勝でパナソニック・パンサーズ、女子決勝で東レ・アローズがそれぞれ優勝を果たしました。

北京オリンピック: 男女ともに日本代表が出場。男子は全敗で予選リーグ敗退、女子は5位という結果に終わりました。

国内大会

平成19年度天皇杯・皇后杯全日本選手権: 男子はJTサンダーズ、女子は東レ・アローズが優勝。
2007/08 Vプレミアリーグ: 男子はパナソニック・パンサーズ、女子は東レ・アローズが制覇。
第57回黒鷲旗全日本選抜: 男子はパナソニックパンサーズ、女子はデンソー・エアリービーズが優勝。
高校バレー: 全国高校選抜では、男子は東亜学園高等学校、女子は東九州龍谷高等学校がそれぞれ優勝。高校総体では、男子は星城高校、女子は東九州龍谷高等学校が頂点に立ちました。

国際大会

北京オリンピック: 男子はアメリカ合衆国、女子はブラジルがそれぞれ金メダルを獲得。
ワールドリーグ: アメリカ合衆国が初優勝。
ワールドグランプリ: ブラジルが2大会ぶりの優勝。

バレーボール殿堂

元全日本代表の河西昌枝、元イタリア代表のアンドレア・ジャーニらが殿堂入りを果たしました。

引退・死去

元全日本代表の南克幸、菅山かおる、齋藤信治、朝長孝介が現役引退を発表。
元全日本代表の横山友美佳、元ポーランド代表のアガタ・ムロズらが死去し、バレーボール界に悲しみが広がりました。

2008年は、新たなスターの誕生、長年の功績を称える引退、そして悲しい別れなど、様々な出来事が交錯した一年でした。これらの出来事は、バレーボール界の歴史に深く刻まれ、今後の発展に繋がる礎となるでしょう。

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