2008年北京オリンピック サッカー北中米カリブ海予選:出場をかけた激闘の記録
2008年北京オリンピックのサッカー競技、北中米
カリブ海予選は、北中米
カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属する国・地域が、オリンピック出場を目指して競い合った大会です。本大会への出場枠は、男子が2、女子が2でした。
男子予選
予選方式
男子の予選は、一次予選と最終予選の二段階で行われました。
一次予選: 中米地区と
カリブ海地区に分かれて開催。中米地区からは3チーム、
カリブ海地区からは2チームが最終予選に進出。
最終予選: 北米の3チーム(
アメリカ合衆国、
メキシコ、カナダ)はシード。一次予選を勝ち抜いた5チームと合わせて計8チームが、グループリーグと決勝トーナメントを戦い、上位2チームが本大会への切符を手にしました。最終予選は
2008年3月に
アメリカ合衆国で開催されました。
一次予選:中米地区
6チームが参加し、3チームずつの2つのグループに分かれて総当たり戦(
集中開催方式)を実施。各組1位のチームが最終予選に進出しました。各組2位のチームは、
ホーム・アンド・アウェー方式のプレーオフを行い、勝利チームが最終予選への最後の1枠を獲得しました。
グループA
ホンジュラス
ニカラグア
グアテマラ
グループB
エルサルバドル
ベリーズ
コスタリカ
プレイオフ: パナマが最終予選に進出
一次予選:カリブ海地区
6つのグループに分かれて総当たり戦(
集中開催方式)を実施。各組1位のチームが、3チームずつの2つのグループに分かれ、改めて総当たり戦(セントラル方式)を行い、各グループの勝者が最終予選に進出しました。
最終予選
出場国
アメリカ合衆国
メキシコ
カナダ
グアテマラ
ホンジュラス
エルサルバドル
ハイチ
パナマ
2つのグループに分かれてグループリーグを戦い、各組上位2チームが準決勝に進出。準決勝の勝者が決勝に進み、決勝の勝者と準優勝チームがオリンピック本大会への出場権を獲得しました。
最終的に、ホンジュラスと
アメリカ合衆国が本大会への出場権を手にしました。
女子予選
予選方式
女子の予選も、一次予選と最終予選の二段階で行われました。
一次予選: 中米地区と
カリブ海地区に分かれて開催。中米地区からは1チーム、
カリブ海地区からは2チームが最終予選に進出。
最終予選: 北米の3チーム(
アメリカ合衆国、
メキシコ、カナダ)はシード。一次予選を勝ち抜いた3チームと合わせて計6チームが、グループリーグを戦い、上位2チームがプレーオフに進出。プレーオフの勝者2チームが本大会への出場権を獲得しました。最終予選は
2008年4月に
メキシコの
シウダー・フアレスで開催されました。
一次予選:中米地区
4チームによるノックアウト式トーナメント(各対戦は
ホーム・アンド・アウェー)が行われ、勝ち残ったチームが最終予選に進出しました。
一次予選:カリブ海地区
4つのグループに分かれて総当たり戦(
集中開催方式)を実施。各組1位のチームが2チームずつの組になり、
ホーム・アンド・アウェー方式のプレーオフを行い、各勝者が最終予選に進出しました。
最終予選
グループリーグを戦い、上位2チームがプレーオフに進出。プレーオフを勝ち抜いた
アメリカ合衆国とカナダが本大会への出場権を獲得しました。
関連情報
2008年北京オリンピックのサッカー競技
UEFA U-21欧州選手権2007
2007 南米ユース選手権
2008年北京オリンピックのサッカー競技・アジア予選
2008年北京オリンピックのサッカー競技・アフリカ予選
2008年北京オリンピックのサッカー競技・オセアニア予選