2011/2012 ISUグランプリファイナル

2011/2012 ISUグランプリファイナル及びジュニアグランプリファイナル

2011年度のISUグランプリファイナルとジュニアグランプリファイナルは、2011年12月8日から11日にかけてカナダのケベックシティで行われました。この大会は、シニアとジュニアのそれぞれのカテゴリーにおける競技が行われる重要なイベントであり、フィギュアスケートのトップ選手たちがその技術を競い合う場でもあります。

概要

本大会は、2011/2012シーズンにおけるISUグランプリシリーズの決勝戦として位置づけられており、男女のシングル競技、ペア競技、アイスダンスが行われました。シニアおよびジュニアカテゴリーそれぞれの選手が競技に参加し、上位6名（または組）が出場資格を得て、優れたパフォーマンスを披露しました。

競技のスケジュール

各競技のスケジュールは次の通りです。

• - グランプリファイナル

- 男子シングル
- ショートプログラム：12月9日
- フリースケーティング：12月10日
- 女子シングル
- ショートプログラム：12月9日
- フリースケーティング：12月10日
- ペア
- ショートプログラム：12月9日
- フリースケーティング：12月10日
- アイスダンス
- ショートダンス：12月9日
- フリーダンス：12月11日

• - ジュニアグランプリファイナル

- 男子シングル
- ショートプログラム：12月8日
- フリースケーティング：12月10日
- 女子シングル
- ショートプログラム：12月8日
- フリースケーティング：12月9日
- ペア
- ショートプログラム：12月8日
- フリースケーティング：12月9日
- アイスダンス
- ショートダンス：12月8日
- フリーダンス：12月10日

賞金とエキシビション

大会の入賞者には、次のような賞金が与えられます。ジュニアグランプリファイナルに出場した選手には、参加賞として2,500米ドルが支給され、グランプリファイナルに出場した選手はエキシビション出演を断った場合に、それぞれ賞金から数千ドルが差し引かれることがあります。これらの金額は、選手の競技に対する努力や成果に対する報酬として位置付けられています。

得点計算の誤り

大会後、国際スケート連盟はアイスダンス競技におけるフリーダンスの得点計算に誤りがあったと発表しました。特定の得点集計ソフトのバグにより、アイスダンスのコンビネーションリフトに関する得点が0.5ポイント誤って計算されてしまったのです。これにより、実際の順位と異なる結果となり、本来ならヴァーチュ／モイア組が1位、デイヴィス／ホワイト組が2位となる順位が逆転しました。しかし、ショートプログラムとフリースケーティングを合算した総合順位への影響はなかったと報告されています。

まとめ

この大会は、多くのトップ選手が集結し、それぞれのスケーティング技術やパフォーマンス力を発揮する素晴らしいイベントとなりました。選手たちにとってはシーズンの集大成ともいえるこの大会でのパフォーマンスが、将来のキャリアに影響を与える重要な舞台であることは間違いありません。

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