2012年のスーパーカップ (日本サッカー)
FUJI XEROX SUPER CUP 2012 概要
2012年3月3日に国立霞ヶ丘競技場で行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2012は、第19回目のスーパーカップとして開催されました。この大会は富士ゼロックスの特別協賛により、フジゼロックス ブランドが冠スポンサーとなっています。
主催と主管
大会は、財団法人日本サッカー協会と社団法人日本プロサッカーリーグの主催の元、社団法人日本プロサッカーリーグと財団法人東京都サッカー協会が主管を務めました。
賞金とレギュレーション
優勝チームには3000万円、準優勝チームには2000万円の賞金が提供されました。試合は前後半45分の合計90分間で行われ、延長戦は行わず、90分の終了時に同点の場合はPK戦での決着がつく形式です。
参加クラブ
この年の大会には、2011年のJ1リーグで優勝を果たした柏レイソルと、第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会で優勝したFC東京が参加しました。初出場同士の対決が注目されました。
試合結果
試合開始から柏が積極的に攻め、前半26分にジョルジ・ワグネルのミドルシュートが決まり、先制点を奪いました。43分にはFC東京の森重真人が相手を倒して得たPKを、レアンドロ・ドミンゲスが決め、前半は柏が優勢のまま終了しました。
後半に入ると、FC東京が攻勢を強めます。65分には、長谷川アーリアジャスールのシュートが一度阻まれるも、次の浮き球を頭でねじ込んで1点を返しました。試合の終盤には、椋原健太からのクロスに羽生直剛が頭で合わせる場面があったものの、シュートは枠を外れ、FC東京は追い上げたものの追いつけず、その結果柏が見事に初優勝を成し遂げました。
結果の意義
この大会では、初出場の両チームがそれぞれの強みを活かして激しい戦いを繰り広げました。柏レイソルにとってはJ1の優勝に続く初めてのスーパーカップ制覇となり、FC東京も天皇杯の初制覇を祝った年でしたが、スーパーカップのタイトルは残念ながら手に入りませんでした。
外部リンク
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