2012年の台風
2012年に太平洋北西部で発生した熱帯低気圧、いわゆる台風の活動記録です。この年、多数の台風が発生し、日本を含む東アジア地域に様々な影響をもたらしました。
この年、気象庁によって「台風」と分類された熱帯低気圧は以下の通りです。
台風1号（パカー）: 3月26日に南シナ海で発生し、ベトナムに上陸後、熱帯低気圧に変わりました。
台風2号（サンヴー）: 5月22日にマリアナ諸島近海で発生。小笠原諸島に接近後、日本の南の海上で温帯低気圧に変わりました。
台風3号（マーワー）:
台風4号（グチョル）: 6月19日に紀伊半島に上陸し、その後温帯低気圧に変わりました。
台風5号（タリム）: 熱帯低気圧に変わった後、梅雨前線に吸収され消滅しました。
台風6号（ドクスリ）:
台風7号（カーヌン）: 南西諸島、九州、朝鮮半島で豪雨・雷雨をもたらしました。
台風8号（ヴェセンティ）: 熱帯低気圧に変わった後、大陸で消滅。この台風のアジア名は「ラン」に変更されました。
台風9号（サオラー）:
台風10号（ダムレイ）:
台風11号（ハイクイ）:
台風12号（キロギー）: 気象庁は温帯低気圧としましたが、JTWCはTropical stormとしました。
台風13号（カイタク）:
台風14号（テンビン）: 複雑な動きを見せた台風です。
台風15号（ボラヴェン）:
台風16号（サンバ）:
台風17号（ジェラワット）: 9月21日にフィリピンの東の海上で発生しました。
台風18号（イーウィニャ）: 9月24日に日本の南の太平洋上で発生しました。
台風19号（マリクシ）: 10月1日にマリアナ諸島付近で発生。温帯低気圧に変わった後、960hPaに発達しました。
台風20号（ケーミー）: 10月1日に南シナ海で発生。ベトナムに上陸後、カンボジアまで進み熱帯低気圧となりました。
台風21号（プラピルーン）: 10月7日にフィリピンの東で発生。沖縄の南の海上で迷走した後、日本列島の南海上を東進し温帯低気圧となりました。
台風22号（マリア）: 10月14日にマリアナ諸島の北で発生。小笠原諸島に接近した後、進路を東寄りに変えて温帯低気圧となりました。
台風23号（ソンティン）: 10月24日にミンダナオ島の東で発生。フィリピンを縦断し、ベトナムに上陸後、華南地方で熱帯低気圧となりました。
台風24号（ボーファ）: 11月27日にマーシャル諸島付近で発生。フィリピン・ミンダナオ島に大きな被害をもたらし、南シナ海で熱帯低気圧となりました。
台風25号（ウーコン）: 12月25日にフィリピンの東で発生しました。
気象庁が「台風」に分類しなかった熱帯低気圧についても、一部記録が残っています。これらの熱帯低気圧には、アルファベットが付与されることがあります。立春以前に低圧部番号91Wが熱帯低気圧に発達した例もあります。
各台風の詳しい発生日時、位置情報、中心気圧、進路などは以下の通りです。
台風1号（パカー）: 3月26日午前9時（協定世界時26日0時）、南シナ海・パラワン島の東の海上で発生。中心気圧は当初1004ヘクトパスカル。西進し、998ヘクトパスカルまで成長。4月1日にベトナムに上陸、4月2日に熱帯低気圧に変わりました。
台風2号（サンヴー）: 5月21日3時（協定世界時20日18時）に北緯10度5分・東経148度5分付近で発生。5月22日に台風となり、北西進後、進路を北北東に変え、小笠原諸島に接近。5月28日に温帯低気圧になりました。
台風4号（グチョル）: 6月19日夕刻に紀伊半島に上陸しました。
台風7号（カーヌン）: 南西諸島、九州北部、朝鮮半島北部で大きな被害が発生しました。
台風8号（ヴェセンティ）: 熱帯低気圧に変わった後、大陸で消滅。アジア名が「ラン」に変更されました。
台風17号（ジェラワット）: 9月21日午前3時に、フィリピンの東（北緯13度30分、東経131度40分）で台風となりました。
台風18号（イーウィニャ）: 9月24日21時に、日本の南（北緯20度20分、東経138度55分）で台風となりました。
台風19号（マリクシ）: 10月1日15時に、マリアナ諸島の北緯17度50分、東経146度35分で台風となりました。温帯低気圧に変わった後、960hPaまで発達しました。
台風20号（ケーミー）: 10月1日21時に、南シナ海の北緯17度、東経114度50分で台風となりました。ベトナムに上陸後、カンボジアまで進み熱帯低気圧になりました。
台風21号（プラピルーン）: 10月7日21時に、フィリピンの東の北緯17度50分、東経136度35分で台風となりました。沖縄の南の海上で迷走した後、日本列島の南海上を東進し、温帯低気圧になりました。
台風22号（マリア）: 10月14日21時に、マリアナ諸島の北の北緯17度55分、東経143度05分で台風となりました。小笠原諸島に接近した後、進路を東寄りに変えて温帯低気圧になりました。
台風23号（ソンティン）: 10月24日3時に、ミンダナオ島の東の北緯8度50分、東経127度30分で台風となりました。フィリピンを縦断し、ベトナムに上陸後、華南地方で熱帯低気圧となりました。
台風24号（ボーファ）: 11月27日9時30分にマーシャル諸島の北緯4度で台風となりました。フィリピン・ミンダナオ島を横断し、大きな被害を出し、南シナ海で熱帯低気圧となりました。
台風25号（ウーコン）: 12月25日9時にフィリピンの東の北緯10度5分、東経128度50分で台風となりました。
熱帯低気圧: 熱帯または亜熱帯の海上で発生する低気圧です。
台風: 熱帯低気圧のうち、北西太平洋または南シナ海に存在するもので、最大風速が約17m/s以上に発達したものを指します。
温帯低気圧: 熱帯低気圧が、温帯の性質を帯びて変化したものです。
この情報は、台風の基礎知識や過去の台風に関する知識を深める上で役立ちます。さらに詳しく知りたい方は、以下の外部リンクを参照ください。
Typhoon2000 Philippine typhoon website
Joint Typhoon Warning Center
Meaning of typhoon names (JMA)
Japan Meteorological Agency - Tropical Cyclone Information
Digital Typhoon - Typhoon Images and Information
PAGASA - Tropical Cyclone Information for the Phillipines
Tropical Cyclone Information issued by Hong Kong
Tropical Cyclone Information issued by Taiwan
2012年の台風発生状況
この年、気象庁によって「台風」と分類された熱帯低気圧は以下の通りです。
台風1号（パカー）: 3月26日に南シナ海で発生し、ベトナムに上陸後、熱帯低気圧に変わりました。
台風2号（サンヴー）: 5月22日にマリアナ諸島近海で発生。小笠原諸島に接近後、日本の南の海上で温帯低気圧に変わりました。
台風3号（マーワー）:
台風4号（グチョル）: 6月19日に紀伊半島に上陸し、その後温帯低気圧に変わりました。
台風5号（タリム）: 熱帯低気圧に変わった後、梅雨前線に吸収され消滅しました。
台風6号（ドクスリ）:
台風7号（カーヌン）: 南西諸島、九州、朝鮮半島で豪雨・雷雨をもたらしました。
台風8号（ヴェセンティ）: 熱帯低気圧に変わった後、大陸で消滅。この台風のアジア名は「ラン」に変更されました。
台風9号（サオラー）:
台風10号（ダムレイ）:
台風11号（ハイクイ）:
台風12号（キロギー）: 気象庁は温帯低気圧としましたが、JTWCはTropical stormとしました。
台風13号（カイタク）:
台風14号（テンビン）: 複雑な動きを見せた台風です。
台風15号（ボラヴェン）:
台風16号（サンバ）:
台風17号（ジェラワット）: 9月21日にフィリピンの東の海上で発生しました。
台風18号（イーウィニャ）: 9月24日に日本の南の太平洋上で発生しました。
台風19号（マリクシ）: 10月1日にマリアナ諸島付近で発生。温帯低気圧に変わった後、960hPaに発達しました。
台風20号（ケーミー）: 10月1日に南シナ海で発生。ベトナムに上陸後、カンボジアまで進み熱帯低気圧となりました。
台風21号（プラピルーン）: 10月7日にフィリピンの東で発生。沖縄の南の海上で迷走した後、日本列島の南海上を東進し温帯低気圧となりました。
台風22号（マリア）: 10月14日にマリアナ諸島の北で発生。小笠原諸島に接近した後、進路を東寄りに変えて温帯低気圧となりました。
台風23号（ソンティン）: 10月24日にミンダナオ島の東で発生。フィリピンを縦断し、ベトナムに上陸後、華南地方で熱帯低気圧となりました。
台風24号（ボーファ）: 11月27日にマーシャル諸島付近で発生。フィリピン・ミンダナオ島に大きな被害をもたらし、南シナ海で熱帯低気圧となりました。
台風25号（ウーコン）: 12月25日にフィリピンの東で発生しました。
気象庁が「台風」に分類しなかった熱帯低気圧
気象庁が「台風」に分類しなかった熱帯低気圧についても、一部記録が残っています。これらの熱帯低気圧には、アルファベットが付与されることがあります。立春以前に低圧部番号91Wが熱帯低気圧に発達した例もあります。
各台風の詳細情報
各台風の詳しい発生日時、位置情報、中心気圧、進路などは以下の通りです。
台風1号（パカー）: 3月26日午前9時（協定世界時26日0時）、南シナ海・パラワン島の東の海上で発生。中心気圧は当初1004ヘクトパスカル。西進し、998ヘクトパスカルまで成長。4月1日にベトナムに上陸、4月2日に熱帯低気圧に変わりました。
台風2号（サンヴー）: 5月21日3時（協定世界時20日18時）に北緯10度5分・東経148度5分付近で発生。5月22日に台風となり、北西進後、進路を北北東に変え、小笠原諸島に接近。5月28日に温帯低気圧になりました。
台風4号（グチョル）: 6月19日夕刻に紀伊半島に上陸しました。
台風7号（カーヌン）: 南西諸島、九州北部、朝鮮半島北部で大きな被害が発生しました。
台風8号（ヴェセンティ）: 熱帯低気圧に変わった後、大陸で消滅。アジア名が「ラン」に変更されました。
台風17号（ジェラワット）: 9月21日午前3時に、フィリピンの東（北緯13度30分、東経131度40分）で台風となりました。
台風18号（イーウィニャ）: 9月24日21時に、日本の南（北緯20度20分、東経138度55分）で台風となりました。
台風19号（マリクシ）: 10月1日15時に、マリアナ諸島の北緯17度50分、東経146度35分で台風となりました。温帯低気圧に変わった後、960hPaまで発達しました。
台風20号（ケーミー）: 10月1日21時に、南シナ海の北緯17度、東経114度50分で台風となりました。ベトナムに上陸後、カンボジアまで進み熱帯低気圧になりました。
台風21号（プラピルーン）: 10月7日21時に、フィリピンの東の北緯17度50分、東経136度35分で台風となりました。沖縄の南の海上で迷走した後、日本列島の南海上を東進し、温帯低気圧になりました。
台風22号（マリア）: 10月14日21時に、マリアナ諸島の北の北緯17度55分、東経143度05分で台風となりました。小笠原諸島に接近した後、進路を東寄りに変えて温帯低気圧になりました。
台風23号（ソンティン）: 10月24日3時に、ミンダナオ島の東の北緯8度50分、東経127度30分で台風となりました。フィリピンを縦断し、ベトナムに上陸後、華南地方で熱帯低気圧となりました。
台風24号（ボーファ）: 11月27日9時30分にマーシャル諸島の北緯4度で台風となりました。フィリピン・ミンダナオ島を横断し、大きな被害を出し、南シナ海で熱帯低気圧となりました。
台風25号（ウーコン）: 12月25日9時にフィリピンの東の北緯10度5分、東経128度50分で台風となりました。
用語解説
熱帯低気圧: 熱帯または亜熱帯の海上で発生する低気圧です。
台風: 熱帯低気圧のうち、北西太平洋または南シナ海に存在するもので、最大風速が約17m/s以上に発達したものを指します。
温帯低気圧: 熱帯低気圧が、温帯の性質を帯びて変化したものです。
関連情報
この情報は、台風の基礎知識や過去の台風に関する知識を深める上で役立ちます。さらに詳しく知りたい方は、以下の外部リンクを参照ください。
Typhoon2000 Philippine typhoon website
Joint Typhoon Warning Center
Meaning of typhoon names (JMA)
Japan Meteorological Agency - Tropical Cyclone Information
Digital Typhoon - Typhoon Images and Information
PAGASA - Tropical Cyclone Information for the Phillipines
Tropical Cyclone Information issued by Hong Kong
Tropical Cyclone Information issued by Taiwan
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。