2013年バスケットボール女子アジア選手権

2013年FIBAアジア女子バスケットボール選手権

2013年FIBAアジア女子バスケットボール選手権は、2013年10月27日から11月3日にかけてタイのバンコクで開催された、第25回目の女子バスケットボールアジア選手権です。この大会は、2014年女子バスケットボール世界選手権のアジア予選も兼ねており、アジアの強豪国が世界への切符をかけて激戦を繰り広げました。

大会の形式

大会はレベルIとレベルIIに分かれており、それぞれ6チームずつが参加しました。レベルIの下位2チームとレベルIIの上位2チームは入れ替え戦を行い、その勝者が2015年大会でレベルI、敗者がレベルIIに振り分けられるという形式でした。これにより、各チームは常に高いレベルでの競争を強いられ、大会全体のレベル向上に繋がりました。

日本の43年ぶり優勝

今大会で日本代表は、43年ぶりとなる見事な優勝を果たしました。決勝では強豪韓国を破り、その実力を世界に示しました。また、2位の韓国、3位の中国も世界選手権への出場権を獲得し、アジア勢の活躍が期待される結果となりました。

出場国

今大会には、アジア各国から合計12ヶ国が出場しました。レベルIには、2011年大会と同じ6チームが出場。レベルIIには、期限までに登録された先着6チームが出場しました。当初出場予定だったカザフスタンは、レバノンの国内協会の資格停止処分の代替として出場することになりました。

予選ラウンド

レベルIでは、中国、日本、韓国、チャイニーズタイペイ、インド、カザフスタンが参加し、総当たり戦を行いました。一方、レベルIIでは、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ウズベキスタン、香港が参加し、同様に総当たり戦を行いました。レベルIIの上位2チームであるタイとマレーシアは、レベルI下位2チームとの入れ替え戦に進出しました。

レベルII 最終順位

1. タイ：4勝1敗
2. マレーシア：4勝1敗
3. インドネシア：3勝2敗
4. フィリピン：2勝3敗
5. ウズベキスタン：1勝4敗
6. 香港：0勝5敗

入れ替え戦

レベルIへの出場権をかけた入れ替え戦では、インドがマレーシアを、タイがカザフスタンをそれぞれ破り、2015年大会でのレベルI出場を決めました。

ファイナルラウンド

決勝ラウンドでは、準決勝、3位決定戦、決勝が行われ、各チームが持てる力を最大限に発揮しました。決勝では、日本が韓国を破り、見事優勝を飾りました。

大会結果

優勝: 日本
準優勝: 韓国
3位: 中国

ベスト5

大会を通じて最も活躍した5選手には、ベスト5が贈られました。

PG: 吉田亜沙美 (日本)
SG: Beon Yeon-Ha (韓国)
SF: 露雯 (中国)
PF: 間宮佑圭 (日本)
C: 渡嘉敷来夢 (日本)

MVP

渡嘉敷来夢 （日本）

もう一度検索